作品一覧

  • 日産、神戸製鋼は何を間違えたのか
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    1巻950円 (税込)
    激震!日本の「ものづくり」相次ぐ企業不正の真相に迫る! 日産自動車の無資格検査、神戸製鋼所の品質検査データ改ざんから始まった企業の不正は、スバル、三菱マテリアル、東レといった日本を代表する大企業に広がっている。カルロス・ゴーン会長のもと奇跡の復活を成し遂げた日産の工場で長年、無資格検査が続いていた。電気自動車のリーフや自動運転技術などで最先端技術を導入。「技術の日産」を売りにする会社で、なぜ不正が行われていたのか。ゴーン会長のコストカット戦略が無資格検査の温床になったのかが問われている。同じ無資格検査が発覚したスバルは、調査報告書を公表した翌日に燃費データ改ざん疑惑が持ち上がった。創業113年の名門、神戸製鋼は、500社超に品質データを改ざんした製品を納入しており、巨額な訴訟リスクなどの危機に直面する。経団連会長の出身企業の東レは、ネットでの匿名書き込みで子会社の不正の公表を迫られた。三菱マテリアル子会社のトップは社内で広がる不正を知り「経営破綻」を恐れた――。 名門企業を舞台に、驚くべき出来事が次々に明るみに出る。相次ぐ不祥事で、日本が世界に誇ってきた「ものづくり大国」のイメージが地に落ちつつある。日本のものづくりの現場はどうなっているのか。不正の真の原因は経営にあるのか現場なのか。ベストセラー『東芝 不正会計 底なしの闇』の今沢真・経済プレミア編集長が、不正が発覚した大企業で何が起き、何が問題になっているのかを分かりやすく解説する。毎日新聞のウェブサイト「経済プレミア」の好評連載の書籍化。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 東芝消滅
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    年末も押し迫った2016年12月27日の夜6時。東京・浜松町の東芝本社で、綱川智社長の緊急記者会見が開かれた。2015年春に不正会計が発覚して以来、この本社では何度も緊急記者会見が行われてきた。ただ、翌16年5月に急な社長交代会見があって以来、緊急記者会見はなく、7カ月ぶりだった。  普通のサラリーマンや公務員であれば28日の仕事納めを翌日に控え、年内の仕事の追い込みも終わろうとする時期だ。そうした時に綱川社長が発表したのは、「原子力事業で数千億円の損失が発生する可能性がある」という、衝撃の内容だった……。  日本経済史上空前の規模の巨額損失を発表することになった東芝。巨額損失の舞台になった子会社の米原子力大手ウェスチングハウスに対する東芝経営陣の内部統制がまったく働いていなかった、とする見方は強い。不適切な会計処理が発覚し、さらなる巨額損失が判明するなど混迷を続けている。解体、そして“消滅”の危機に直面した背景や現状をリポートする。ベストセラー「東芝不正会計 底なしの闇」の第3弾。   <内容> ・「原発で数千億円損失?」東芝またも債務超過の危機 ・「資産査定が大甘?」東芝・原子力事業のアリ地獄 ・「275億円の買収で東芝損失数千億円?」の大疑問 ・米原発数千億円損失なら今度こそ“東芝解体”か  ・債務超過回避へ巨人東芝 再度の大リストラへ ・米テロ対策と福島原発事故で暗転した東芝原子力事業 ・福島事故とシェールガス革命で傾いた東芝米原発事業 ・東芝だけじゃない 三菱重に賠償請求66億ドルの衝撃など
  • 東芝 終わりなき危機 「名門」没落の代償
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    債務超過ギリギリの攻防、「リストラの嵐」が吹き荒れる東芝。かつての「名門」は如何に没落したのか。東芝粉飾問題リポートの最終章。
  • 東芝 不正会計 底なしの闇
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    暴かれる「名門」の正体。「チャレンジ」という魔の言葉で始まった粉飾。歴代トップと監査法人の責任は? 隠蔽された米原発子会社「減損」の意味は......。 リーマン・ショックと福島原発事故が直撃、チャレンジ=利益水増し強要、大リストラ、トップの激しい抗争、米原発子会社ウェスチングハウス1600億円減損、監査法人の節穴監査、赤字額5500億円の衝撃・・・・・・。あなたの会社は大丈夫か? <目次> 序 発端 第一章 緊迫の株主総会 1 株価急落 /2 「役員は全員去れ! 」株主の怒りの声/3 「納得できず」株主あきれ顔/4 証券取引等監視委員会への内部告発? 第二章 「チャレンジ」魔の言葉 1 第三者委員会の報告書/2 たった3日で119億円利益水増し/3 過剰なまでの利益至上主義/4 「私は指示していない」田中社長の辞任会見 第三章 第三者委報告書が明かさなかった三つの謎 1 西田、佐々木両氏の激しい対立/2 ウェスチングハウスの経営問題/3 監査法人の責任問題 第四章 迷走をはじめた「室町体制」 1 財務制限条項/2 「消去法社長」室町氏/3 有価証券報告書の提出を再延長/4 2度目の株主総会 第五章 広報に丸投げした歴代社長提訴の説明 1 土曜午後の決算発表/2 苦しみに歪んだ広報担当者の表情/3 役員責任調査委員会の報告書 第六章 ウェスチングハウス1600億円減損の驚きと疑問 1 隠蔽された子会社の減損/2 東証の開示義務違反/3 社外取締役も知らなかった?子会社損失隠し/4 「原発46基受注」東芝バラ色の予測/5 海外では通用しない「二重基準」 第七章 残された困難な課題 1 監査法人の「節穴監査」を厳しく断罪/2 第三者委員会の報告書の「罪」 第八章 赤字額5500億円の衝撃 1 年末の株価急落/2 残されたアキレスけん/3 東芝の再生に向けて あとがき

ユーザーレビュー

  • 東芝 不正会計 底なしの闇

    Posted by ブクログ

    2015年の東芝不正会計のことを、数時間で読み終えて、その後、何が原因だったのだろうかと、深く考えさせられる…著者の追体験ができる素晴らしい内容です。 あれから10年、上場廃止しての今、何が明らかになったのか、続編が、ぜひ読みたくなりました
    続編の副題は、底なしの闇 から 何になるのでしょうか…

    0
    2025年05月18日
  • 東芝 不正会計 底なしの闇

    購入済み

    私も東芝と関わりの深い会社で仕事をしており、この本に書かれてる内容を肌で感じ取ることができました。もう3年も前の出来事ですが未だにその時の事を思い出すことができます。本書は事実の羅列だけでなく、筆者の真相を追求しようという目線で書かれてるので大変興味深く読み進めることができます。東芝と関わりのある仕事をされてる方へ特にオススメの一冊です。

    0
    2018年08月27日
  • 東芝 不正会計 底なしの闇

    Posted by ブクログ

    毎日新聞経済プレミアの編集長の本。
    ちょっと、経済プレミアを宣伝しすぎの嫌いがあるが、
    仕方がないか。現在の東芝を書くためにも、
    そのポジションが必要かもしれない。

    2015年5月8日東芝による「不適切会計」の発表があった。
    何故、「粉飾」ではなく「不適切」なのか?
    もしくは「不正会計」なのか?
    どう考えても、「粉飾決算」なのであるが。東芝への遠慮?

    西田厚聰、佐々木則夫、田中久雄の 三バカ社長が、
    東芝を 毀損した。社長のクオリティが悪すぎる。
    一番の真犯人は、西田厚聰かもしれないな。
    それを、あばくことができない 社外取締役。
    調査委員会、新日本監査監査法人。
    まさに、日本と言うブラン

    0
    2017年11月18日
  • 東芝 不正会計 底なしの闇

    Posted by ブクログ

    毎日新聞の記者の本。
    東芝の決算延期、配当延期の記事、他の新聞は小さい記事でしか書いてないけど、毎日新聞は一面でデカデカと書いてたよね。といううさんくさい出だしだった。買っちゃったから読まないともったいない精神から、仕方なく続きを読むことに。

    『チャレンジ』と『ウエスチングハウス』

    チャレンジで、残り3日で120億円の利益水増しを求めた。

    土光さんの使った言葉チャレンジが、時代が流れて『利益水増し』の意味で使うようになってしまった。

    派閥争い、米ウエスチングハウス、新日本監査法人の責任。がポイント。
    説明責任を果たさない役員。広報担当に丸投げ。

    0
    2017年11月26日
  • 東芝 終わりなき危機 「名門」没落の代償

    Posted by ブクログ

    東芝、セブンの内幕が少しわかる。
    東芝は、リストラされる人が莫大に出た。いつでも自分で生きていける準備が必要。

    0
    2017年01月27日

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