作品一覧

  • 賢者の投資―金融危機の歴史に学ぶ
    3.7
    日本のバブル崩壊、サブプライム問題、リーマンショック、欧州財政危機、 世界大恐慌、昭和恐慌、証券不況、アジア通貨危機、ニクソンショック、 共産圏の崩壊、オイルショック、ブラックマンデー、南海泡沫事件…。 金融危機や経済危機になると、 株価、為替などの資産価格が大幅に下落しますが、 永遠に下落し続けることはなく、やがては反転し上昇します。 これは歴史が示す事実です。 危機の歴史を振り返り、その原因、財政出動、金融政策などの政策対応、 資産価格の反応を探ることで、継続投資の必要性の理解が深まります。 歴史を知っていれば、何がきっかけで相場が反転するのか、 パターン化して理解できます。 株価の急落時こそ投資する良いタイミングであり、 かつ投資継続が合理的であることが腑に落ちます。 また、そこから得られる教訓を知ることで、 今見えている情報だけでは得られない、 投資家としての大事な勘所を養うことができます。 賢い投資家は、投資の世界でも歴史は繰り返すことを知っています。 だから、経済危機、金融危機をチャンスととらえて、 危機が進行する局面でも投資を継続しているのです。 投資家にとって、危機の歴史に学ぶことは、 相場の大局観を養い、長期で資産を増やすために大切なことです。

ユーザーレビュー

  • 賢者の投資―金融危機の歴史に学ぶ

    Posted by ブクログ

    歴史は繰り返す。投資をしている方なら耳にしたことがあると思いますが、まさに、その歴史を振り返って起こった出来事は、過去を知る一つになります。様々な例を載せて、分かりやすく書かれているので、読んで損はないかと思います。歴史を知っていると、知らないのでは投資の上では大きなハンデになる一つなのかなとも感じました。

    0
    2016年12月24日
  • 賢者の投資―金融危機の歴史に学ぶ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・過去の市場実績をベースにした分析なので説得力はあるが、将来にも当てはまるとは断言できないと思う。
    ・本旨は、投資家が「グローバルに」「分散して」「長期にわたって継続的に」投資をすることで資産形成に成功するために「金融危機や経済危機の歴史に学ぶ」こと。
    ・大規模は危機に直面すると、株価は大幅に下落するが、永遠に下落することはなく、やがて反転する局面がくることを歴史から学ぶ。つまり、価格が下落したときこそが投資のチャンスであり、必ず反転するので決して焦って売却してはいけない。
    ・専門家でも株価変動を完全に予測できるわけではない。
    ・一般投資家は消費者の立場を活かして、「良い」と思った商品やサービ

    0
    2016年12月10日
  • 賢者の投資―金融危機の歴史に学ぶ

    Posted by ブクログ

    タイトルが「賢者の投資」、サブタイトルが「金融危機の歴史に学ぶ」となっていますが、ページにして全体の8割くらいは過去の金融危機を取り上げて、その経緯とそこから得られたことを書いているので、サブタイトルが本書のタイトルであるべきです。(このように内容が中身と違っているというのは、往々にして著者の意志とは別に、出版社が少しでも読者の目を引いて売り上げにつなげようとしてよく行われていますが、本書がそうなのかどうかはわかりません)

    経緯については専門家でないとわからないようなことまで書かれていて、このような内容の本はあまりないのでそれはそれで貴重ですが(特に金融業界の人にとっては)、では個人のレベル

    0
    2018年11月07日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!