作品一覧

  • 天野可淡 復活譚
    4.5
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は人形蒐集家の片岡佐吉が、2001年より15年近くにわたり撮りためてきた可淡人形の作品集である。可淡人形の棲み家を屋内のみならず屋外に求め、撮影された。片岡佐吉は、02年、御徒町の人形博物館「マリアクローチェ」、07年、渋谷「マリアの心臓」、15年、京都・大原の「マリアの心臓」にて、可淡人形の展覧会を開催。人のみならず、生きとし生けるもの、架空の生きもの。すべてが息づく可淡人形の、永遠の棲み家がここに誕生した。 「情熱的で耽美で、大地から呻き上がるような存在感。可淡が背負っていたものは何か。人の心の底をえぐりとる可淡人形、封印された秘密の扉を僕はこじ開けただろうか。」 人形蒐集家・写真家 片岡佐吉 「人形は虚ろ。虚ろであるからこそ、それは見る者・撮る者の精神からさまざまな想いを吸収し、さまざまな“物語”をこの世に現出させるのである。」 綾辻行人(巻末エッセイより)

ユーザーレビュー

  • 天野可淡 復活譚

    Posted by ブクログ

    天野可淡さんの人形はとても惹かれます。
    恐くて儚くて、でも強くて美しくて、狂気も感じます。
    人間のようなものも、人間のようでないものも、目が離せません。
    最後にある綾辻行人さんの文章も好きでした。

    0
    2018年10月20日
  • 天野可淡 復活譚

    Posted by ブクログ

    カタンドールの写真集は、これまでに復刻版以外は3冊とも手元にあるけれど、そのいずれの写真集ともガラリとイメージが変わる。
    撮り手が違うとこんなにも変わるのだなあと。
    それでもカタンドールのえも言われぬその妖しさと美しさは健在。
    そして過去の写真集と比較すると、本書は大分性欲的かもしれない。

    0
    2020年06月22日

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