福島令子の作品一覧

「福島令子」の「さとしわかるか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • さとしわかるか
    3.4
    目も見えず、耳も聞こえない「盲ろう者」でありながら昨秋、東大教授となった福島智氏。9歳で失明してから、18歳で耳が聞こえなくなり、「指点字」という独自の会話法を編み出すまでの苦難の日々を、母親である令子さんが初めて綴った感動の子育て、闘病記。

ユーザーレビュー

  • さとしわかるか

    Posted by ブクログ

    『生きるって人とつながることだ!』の作者、福島智さんのお母さま、福島令子さんが書かれた本です。

    幼い智少年が眼球摘出から失明し、その後も難聴、さらにまったくの聴覚障害にいたるまで、入退院を繰り返す壮絶な闘病を、母親の視点から描いています。

    想像もできない苦難の連続でしたが、つねに明るく、どこかアッケラカンとした雰囲気が感じられるのは、令子さんのお人柄のおかげでしょうか。

    たとえば、こんな描写があります。
    子供の頃から飲み続けてきたクスリに不信を抱くようになった智さんが、一日一食の玄米菜食で、10キロのランニングをする治療法を試みようとしたときのことです。

    全盲で、難聴も進んでいた智さん

    0
    2010年05月14日
  • さとしわかるか

    Posted by ブクログ

    逆境にあって、親子でここまでたくましく生き抜いている姿を読むと、自分自身、反省ばかりになる。私は真剣に生きているだろうか?目も耳も使えているのに、無駄に過ごしていないだろうか?と。

    0
    2020年11月08日
  • さとしわかるか

    Posted by ブクログ

    著者には福島智氏のほかに二人の子どもがいるが、智氏が小さいころから入退院、通院を繰り返しており、二人の兄と夫もかなりの苦労をされたと思う。そういうことはあまり書かれていないが。智氏は子どものころから利発で、しっかりした明るい性格であったため、この想像を絶する苦しみを力にかえることができたのだろう。
    お母さん立派だな、すごいな、偉いな、と思うけど、智氏の書いたものも読まないと本当の本人の苦しさはわからないだろう。

    0
    2012年10月28日
  • さとしわかるか

    Posted by ブクログ

    お母さんががっくり来ているときに宗教関係の人が近寄ってきたというのがほんと わかるなぁ と。不幸のニオイに敏感な。

    0
    2011年09月20日
  • さとしわかるか

    Posted by ブクログ

    指点字を思いついた素晴らしい作品 だと思う。

    『読みづらい』っていうのが難点。
    感動作である事は、そうなのだろう。
    表紙に点字が打ってある。多分題名(瑠璃は点字を理解していないから読めない)。
    これはある意味 画期的。

    私的には智さんの方が知りたい。
    全盲で大学の教授をしていらっしゃるそうです。
    てか、全盲で大学に入った事も智さんが初めてとの事。
    こっちの方が興味あります。

    0
    2009年10月07日

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