ユーザーレビュー 「人間」としての生き方 安岡正篤 / 武石章 / 安岡正泰 金鷄学院建設に合わせ、魂を入れようと書かれた本書。著者は本書をまだ力不足と感じているようだが、驚くほど格調高い。安岡氏は学問で覚醒した聖人ですね。 個人、家族、国家・・幅広く取り扱いながら人間の道を説く学問への手引き。東洋の聖賢を引き合いに出しながら、読者を自己の内面にいざなう。文章の背後に著者の...続きを読む読者に対する慈しみが感じられ、思わず落涙する箇所もありました。こんなに心のこもった本に出合えて有難い。 こんなに味わい深いのだけど、始めて安岡氏の本を手にする人には難解だろうから、他の本から入られる事を薦める。 Posted by ブクログ 「人間」としての生き方 安岡正篤 / 武石章 / 安岡正泰 いかに生きるべきかの指針を得た。ものや自己への執着捨て、大我・仁という万物と自分自身がひとつになる心を持たなければならない。 『誠は天の道である。これを誠にするは人の道である。(中庸)』実に奥行きのある言葉である。 Posted by ブクログ 安岡正泰のレビューをもっと見る