■本の内容・特徴
ストレスとは、その状況に対する個々人の反応の仕方(思い込み)によるものである。現実とは、その人に特有の「知覚の癖」で出来ているので、知覚の仕方(認識の仕方)を変えると現実は変わることになる。
だから、「自分の頭の中の敗戦とスイッチを切り替えることで、瞬時にストレスを解消、軽減するた
...続きを読むめの方法とテクニック」が有効なのである。
その具体的な30の方法について。
■目的
近頃よく目にするNLPとは何か、その概要を知る。
■感想
認識についての概念は、脳科学や心理学から言われていることと同じでした。モノの見方次第・考え方次第で世界は変わってくる、ということです。
確かにそういうものですよね。そして個人の、物事の受け止め方である「知覚の癖」は、経験の積み重ねで出来ているものですからなかなか強敵です。ネガティブな人はポジティブになりたくても一筋縄ではいきません。この癖が邪魔をしてしまうからネガティブからなかなか脱却できずに苦労するものだと思います。だから、何かのキッカケで気持ちを切り替えるというのはとても有効だと思います。ポイントは「切り替え」です。具体的にどう切り替えるのか、その30の方法が書かれています。
方法については、洗脳で有名な苫米地さんの著書でもよく出てくる「リフレーミング」と「アンカーリング」の技術が使われています。
やはり技術で大切なことは行動・そして習慣化ですよね。方法が図解で書かれていて解りやすいので、ストレスから脱却したい人にはオススメです。