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  • うま味って何だろう
    4.0
    甘・苦・酸・塩につづく五番目の味がうま味だ。こんぶのグルタミン酸、かつおぶしのイノシン酸、しいたけのグアニル酸はどれも日本人が発見した。赤ちゃんが母乳を好きなわけも、完熟トマトがおいしいわけも、合わせだしがおいしいわけも、うま味のはたらきなのだ。ほかには、どんな食べ物に多く含まれているのだろうか?

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ユーザーレビュー

  • うま味って何だろう

    Posted by ブクログ

    岩波ジュニア新書 といって侮ることはない。
    グルタミン酸 そして うま味について
    歴史的な概説、そして 技術史としても面白い。

    1907年 池田菊苗が グルタミン酸を 発見した。
    コンブ、カツオブシ、シイタケ。
    グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸。
    それがうま味成分。
    甘味、酸味、塩味、苦みの次に継ぐ 第5の味とした
    しかし、アメリカ ヨーロッパではみとめられなかった。
    日本の研究者がうま味に関する論文をだしても 拒絶されていた。
    グルタミン酸ナトリウムは、風味増強剤と評価されていた。

    1990年代になって 、やっと うま味が 第5の味として
    みとめられ、味受容体の発見の中で
    1997年

    0
    2016年05月24日
  • うま味って何だろう

    Posted by ブクログ

     甘未、酸味、塩味、甘味、苦味に続く第5の味覚として、うま味が存在する。
     実は第5の味覚としてはなかなか認められず、西暦2000年に受容体が発見されたことにより世界的に認められたそうだ。
     昔から、だしはうま味だと思っていたが、それは日本の中でだけだったらしい。
     かつおぶしや昆布、シイタケなどは知っていたが、肉やトマトやチーズにも含まれていたとは知らなかった。味とは面白い。

    0
    2018年12月13日
  • うま味って何だろう

    Posted by ブクログ

    サケはなぜ自分の生まれた川に戻っていくのか? 料理で合わせだしにするとぐっとおいしくなるのはなぜか? その鍵を握っているのはいずれも「うま味」。この本は、味の基本要素である「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」につづく第五の存在「うま味」(グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸)について語ってくれている本だ。(ちなみに厳密に言うと「辛味」や「渋味」は痛覚の一種であって味ではないらしいです...)

    うま味成分ってそもそも何か、それはどんな食品に含まれているのかという話題に始まって、うま味が世界で認知されるまでの歴史、そしてうま味を感じるための味蕾・うま味受容体の仕組みまで。途中で化学式が出てくるとやや

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    2012年04月04日
  • うま味って何だろう

    Posted by ブクログ

    いろんな図が興味深い。
    あと何かを伝えたいときは、地道な努力が大切なんだなあと内容と関係ないところで感慨深い。

    0
    2015年09月18日

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