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  • アジアのビデオジャーナリストたち

    Posted by ブクログ

    本書は2000年当時に「アジアプレス」に所属していたVJ(ビデオジャーナリスト)たちが、VJになった動機、VJの魅力や楽しさ、難しさについて執筆したものと座談会の記録である。登場しているVJの中には、今はもうアジアプレスから消えている人もいるが、安定した暮らしよりも、VJを選んだ意気込みが感じられて、とても魅力的な内容だった。

    当時23歳の森本麻衣子さんの文章が初々しい。アエタ族のマニラで物乞いをしながら生活をしている人を追っている時、彼女自身が疲れきった顔で取材をしていたため、「食べ物を買って病気を治してね」と物乞いで稼いだ中からお金をアエタの人からもらったそうだ。
    「苦しんでいる人間と、

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    2010年01月20日

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