今村孝の作品一覧

「今村孝」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • ゴーレム
    20世紀初めのこの小説が、これほどまでに面白いとは思わなかった!
    ホフマンやポーの流れを汲んだウイーンの作家グスタフ・マイリンクが1915年に発表した幻想文学の傑作「ゴーレム」。とんでもなく私好みではないか!世紀末から精神世界にのめり込み表現主義が進む当時のウイーンの香り漂うカバラ、錬金術、占星術、...続きを読む
  • ゴーレム
    こんなのが出てしまったら古書業界はお手上げである。が、読書としては嬉しいような。特に訳が変わったわけでもないらしく、コンパクトにお求めやすくなりました…
  • ゴーレム
    プラハのユダヤ人街に暮らす宝石細工師
    アタナージウスの部屋を奇妙な客が訪れ、
    表紙が金属で出来た本を差し出して姿を消す。
    それを補修すればいいのだろうと考える
    アタナージウスだったが、やって来たのは
    三十三年毎に街に現れるゴーレムらしい……。

    ゴーレム(golem)はユダヤ教の伝承に登場する
    自力...続きを読む
  • ゴーレム
    その象徴表現がわかった/わからなかったで片づけてしまうのは惜しい、小説としても豊かな膨らみがある思弁小説。
    小道具やモチーフが輝いている。
    語り手の意識はほぼ常に昏迷状態だが、混乱が極まる個所が幾つかあり、その筆致が凄まじい。

    神秘主義のごちゃまぜという感じ。
    特にゴーレム伝説よりはドッペルゲンガ...続きを読む
  • ゴーレム
    幻想小説はよく「夢」がでてくる。構造としては夢の夢の夢の夢の・・話とかね(笑)主人公の追う幻はヘルアフロディーテを創造しフィナーレを迎える。

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!