作品一覧

  • 新興国は世界を変えるか 29ヵ国の経済・民主化・軍事行動
    3.8
    1巻946円 (税込)
    21世紀以降、ますます存在感を強めている「新興国」。特にブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国は「BRICS」と呼ばれ、リーマンショック後の世界不況を立て直す牽引役として期待された。一方、中国は海洋進出を進め、ロシアはウクライナに軍事侵攻を行う。力をつけた新興国は世界にどのような影響を与え、どこへ向かうのか? 本書は29ヵ国を新興国と特定し、経済成長、政治体制、軍事行動を分析する。
  • 大震災に学ぶ社会科学 第7巻 大震災・原発危機下の国際関係
    -
    1巻3,663円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書の構成は、第1部(国際支援と安全保障)で危機対応のための外国との協力において生じた諸問題を分析し、第2部(危機時コミュニケーションと外国の反応)では危機時のコミュニケーションと外国の反応に焦点をあてる。第3部(原発の安全性向上と日本)は原子力発電所の安全性向上への日本の関与を分析している。3部を通しての注目点は、日本の国際的信頼性・評判(ソフトパワー)と安全保障体制である。

ユーザーレビュー

  • 新興国は世界を変えるか 29ヵ国の経済・民主化・軍事行動

    Posted by ブクログ

    基本的な内容は「新興国自身はどう発展するか」という点で、経済発展や所得関連で分類していて、今後の新興国を考える上で色々と示唆に富む内容だと感じました。
    経済発展についても「一次産品輸出が多い」「国内市場が大きい」「技術生産力が高い」の3つに分類していて、東南アジア諸国がもっぱら技術生産力に入ってるのは興味深かったです。

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    2023年07月30日
  • 新興国は世界を変えるか 29ヵ国の経済・民主化・軍事行動

    Posted by ブクログ

    「自由主義的国際主義」と「国家主義的自由主義」この言葉は「本音と建前」(法的見せかけは自由主義だが、実際は国家の利益優先とする独裁主義を言う。現在中国、ロシア、トルコ、イスラエルなど都合に合わせた表向きと裏事情で「国家主権主義」を巧みに弁明利用している国家である。特に近年は「権威主義的国家」として独裁的判断の下、国家利益主義を主張し、国連、国際原則・ルールを完全無視した軍事行動を取っていることが脅威だ。方やそれを軍事的に支援し、戦争を煽る行動の国家も、今後更なる他国領土への一方的な侵略を正当化していく可能性はある。そのため日本は「国防・防衛」的にも自国の軍事力を高めることは必須であり、隣国との

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    2025年07月20日
  • 新興国は世界を変えるか 29ヵ国の経済・民主化・軍事行動

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新興国を定義し経済面、軍事面から詳しく解説している。
    民主主義と権威主義の説明で需要と供給の観点から説明しているのが分かりやすい。インドや南アフリカが軍事力を持ちながら民主主義を維持するのはガンジー、ネルー、マンデラなどの指導者がいたことだというのには、1人の人間の偉大さを感じた。毛沢東がそれに近い人であったならどんなに良かっただろうとしみじみ思った。
    上海協力機構が力を伸ばし、ウクライナにとどまらず世界中できな臭い状況になってきて、しかも日本は中露と隣り合わせという位置、この本によってかなり現状が整理され勉強になりました。

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    2023年03月14日
  • 新興国は世界を変えるか 29ヵ国の経済・民主化・軍事行動

    Posted by ブクログ

    新興国と言えば、アメリカ、日本、イギリスやEU各国、特にドイツやフランスの様な先進国と比べ発展段階にある、言わば「次に先進国となる国」(候補)と言った意味合いで捉えることができる。一時期は発展途上国と言った呼び名もあったが、現在ではその呼び名も、経済的にも工業的にも、もっと遅れた段階にある様なイメージで受け止められるため、新興国は発展途上国と先進国の間にありながら、世界経済を牽引し、かつ次の先進国になり得る要素を持つ、時間軸的な意味を多く含んでいる様に思える。言ってみれば、本当に先進国になるかは現段階では未知の部分もあるが、次の先進国が生まれるとすれば、その中から出てくる可能性が非常に高い、と

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    2025年09月18日
  • 新興国は世界を変えるか 29ヵ国の経済・民主化・軍事行動

    Posted by ブクログ

     著者は、はじめに先進国よりも早いスピードで経済成長を遂げ、世界経済の動向に無視できないほど影響力を持つ国々を「新興国」と定義したうえで、計29ヵ国の政治、経済、社会の特徴に注目する。それが、現在世界をけん制する国々および日本に、どのような影響を及ぼすのかをデータを駆使して考察するのが本書全体の流れである。
     まず新興国の経済についてだが、その多くが天然資源の輸出、産業の技術力向上と高技術品の世界への輸出を通じて、経済成長を遂げたことが判明した。なかでも、製造業の原料やエネルギー源として需要が大きいことが発展に繋がったことがわかる。
     また政治については、大きく民主主義と権威主義の二つの体制が

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    2023年02月13日

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