作品一覧

  • 新版 中絶と避妊の政治学 戦後日本のリプロダクション政策
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    1巻4,180円 (税込)
    中絶合法化=1948年,ピル解禁=1999年.なぜ日本では避妊よりも「まず中絶」だったのか?世界的にも特異な政策が生み出された政治的な構造とは.戦後日本が直面した人口増をめぐる産科医ら医師団体と宗教団体の攻防,女性運動など利益集団と国家アクターの駆け引きから,現在に続く生殖についての制度を設計する政治過程を描きだす.

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  • 〈ハイブリッドな親子〉の社会学 血縁・家族へのこだわりを解きほぐす
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    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 映画『そして父になる』が描いたように、私たちは血縁の有無や「こうあるべき」という規範によって「家族」を自明視し、それに強くこだわりもしている。憲法24条の改正をめぐる議論もこの延長線上にあるといえるだろう。 だが、生みの親と育ての親が異なったり、「他人」同士が生活をともにしたりと、親子関係の実態は多様であり、「育児の社会化」も近年盛んに議論されている。 代理出産、特別養子制度、里親、児童養護施設といった事例から、多様化し複雑化する昨今の〈親子〉事情を丁寧に腑分けして紹介し、それぞれの現状と問題点を指摘する。血縁や実親子だけを軸に家族を考えていくことの弊害を明らかにして、ハイブリッドな親子関係がもつ可能性を描き出す。
  • ルポ 生殖ビジネス 世界で「出産」はどう商品化されているか
    4.4
    生殖技術の進展により、不妊カップルだけでなく、独身者、同性愛カップルまでが「子ども」を持てる時代になった。代理母先進地のインド、タイ、ベトナムで当事者や関係者にインタビューした著者が、代理出産の今と将来を描き出す。

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