エリック・M・コンウェイの作品一覧

「エリック・M・コンウェイ」の「こうして、世界は終わる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • こうして、世界は終わる
    3.5
    1巻1,309円 (税込)
    時は2393年、世界はかつての面影をほとんど残していない――。本書は、世界崩壊の300年後からいまの世界を俯瞰するという斬新なアプローチを採用することで、従来のノンフィクションの手法では十分に語ることのできなかった、あまりにも明白な「世界の危険な現状」を白日の下にさらすものである。

ユーザーレビュー

  • こうして、世界は終わる

    Posted by ブクログ

    温暖化の行方の一例を示す近未来 SF。
    温暖化が進んでも人類が滅亡しないという楽観論だが、自由主義を取らない国家が最も上手に対処するという仮定が反発を呼ぶかも。

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    2015年12月13日
  • こうして、世界は終わる

    Posted by ブクログ

    コロナ、水害、蝗害、大規模火災…、最近の出来事の根底に共通する要因があると思う。

    この本の内容がフィクションで終わるなら良いが(確かに終盤の展開は微妙な気もするけど)、わかっているのに止められない資本主義経済社会で、いったいどのように加速する温暖化を軽減していけるのか。

    先日ブルボン好きの女子高生がお菓子のゴミ削減提案をしたように、またグレタさんに始まる一連の動きのように、若い世代の行動に背中を押されてでも大人たちが本気で考えるべき課題だと感じたのでありました。

    0
    2020年08月20日
  • こうして、世界は終わる

    Posted by ブクログ

    未来の歴史学者が、地球で明らかに起こっていた環境の変化に気づいていたにも関わらず人口のほとんどが失われるような状態になったのはなぜかを検証する。

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    2016年11月14日
  • こうして、世界は終わる

    Posted by ブクログ

    衝撃的なタイトルに惹かれてました。この本は、300年後に生きている学者が、かつて地球がこのような経験をしたという歴史を語っている形で書かれています。

    地球は2093年に多くの地域で大洪水が起きて、海に飲み込まれるとしています。この本を読んで、現在私達が見ている遺跡は、一度海面下に沈んで、何百年・何千年も経て、海面が隆起したときには、そのような形になっているというイメージが湧きました。

    現在の地球文明の前に栄えていた人類があったと何かの本で読んだことがありますが、今の人類はそれと似たような運命をたどるのかもしれませんね。

    地球が滅亡に向かってしまう原因は、二酸化炭素を原因とする地球温暖化、

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    2016年02月12日
  • こうして、世界は終わる

    Posted by ブクログ

    ショッキングなタイトルに驚き、
    手に取ったかと思いきや、買い読み終えてしまった一冊。

    終わってしまった世界から、過去(つまり今の我々の生きているいま)を歴史的に振り返る、
    SF的な物語で展開されていく。

    ちょっと言い過ぎでしょ?みたいな面を感じる部分はあれど、
    きっと未来に振り返ったら、自分らは気づかないふりしてたなぁ、
    と取り返しのつかない後悔の念に苛まれるであろうと感じる。

    これが現実のものとならぬよう、
    環境に興味がある方はもちろん、ない方こそ、
    まず考え・行動するための第一歩として一緒に読みたい、
    そんな一冊。

    0
    2015年08月15日

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