鳥畑与一の作品一覧
「鳥畑与一」の「イミダス 現代の視点2021」「カジノ幻想 ~「日本経済が成長する」という嘘~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
世の中のことにとても疎いので読んでよかった。
印象に残ったワード「全体主義」「差別」「ファシズム」「水道法改正」「種苗法改定」「カジノ」「歴史修正主義」
コロナ禍だからこそ伝えたい「自由」と「権利」と「多様性」
p19「自由や多様性を守る」ということは、(コロナ禍で)マスクをしない人も、バーベキューをする人も、同じ社会で暮らす仲間として尊重するということ…せめて糾弾したり排除したりしないということ…自分たちの安全のためにどうしても行動を変えてもらう必要があるならば、その人の人権や生活が損なわれないよう、民主的な手続きを守りながら、理性的にお願いするということ
p17〜18 社会を民主的に保ちたいのであれば、…個人の自由や権利に制約を課すことには、極めて抑制的でなければならない。同時に、私たちは制約を課したり課されたりすることに、常に抵抗感と違和感を保たなければならないのであって、絶対に慣れてしまってはいけない。…多くの権利者にとって、市民の人権を容易に制限できる状況は、とても都合がよいものだから
p21 民主社会の強みの一つは、多様な背景を持つ多様な人々が存在するがゆえに、大きな社会問題が生じた際にも多方面から無数の解決法が自由に試みられることにある。そうした解決法には、優れたものも、ダメなものもあるだろうが、ダメなものは次第に淘汰され、優れたものが採用されていく。それがイノベーションの基本的な力学だ。
映画作家 想田和弘
集団行動が生み出す独特の高揚感は、集団を統率する権威と結びついたとき、ファシズムへと変貌する
p267 権威に従属することによって人は行動に伴う責任から解放され、社会的な制約から「自由」に行動できるようになる…こうした治外法権的な状況がいったん成立すると、これを維持・強化しようとする動きが服従者の側から自発的に出てくる。それは人びとが自分の行動の責任を指導者にゆだね、その命令を遂行することにのみ責任を感じはじめるという、状況的義務への拘束が生じるためである。
甲南大学教授 田野大輔
Posted by ブクログ
日本におけるカジノ導入への批判論。日本におけるカジノ導入にあたって、考えなければならない有益な指摘も多いが、過剰にデメリットを強調しているように感じた。
カジノが「ゼロサム経済」であり、周辺の他の消費を奪う「カニバリゼーション」が発生するという指摘は、重要な指摘ではあるが、インバウンド振興やIRの設計次第で最小限に抑えられる問題であるようにも思った。
ギャンブル依存症も深刻な問題ではあるが、現にパチンコ等で日本で発生しており、カジノ導入にかかわらず対処が必要だろう。カジノ導入がギャンブル依存症対策が本格化する契機にもなるのではないか。カジノ導入後進国である日本は、諸外国のカジノ依存症対策を参照できるというアドバンテージもあろう。