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「コガシロウ」の「オネエと私」「オネエな彼氏とボーイッシュ彼女」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「コガシロウ」の「オネエと私」「オネエな彼氏とボーイッシュ彼女」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
少女・女性マンガ
Posted by ブクログ
新刊を読むたびに「いい漫画」って事を再確認できる作品の一つ
さりげなくない自画自賛に聞こえてしまうかも知れないが、この『オネエな彼氏とボーイッシュ彼女』に注目し、良さを半分以上は把握してるであろう私は、漫画読みとして中々のもんじゃなかろうか
ネットを馬鹿にしているつもりは毛一本ほどもないのだが、こういう好い作品は紙媒体で連載してほしい。週刊ヤングジャンプは、今んとこ、満席なので、可能性があるとしたら、現在、充電期間に入ってしまった増刊のミラクルジャンプが復活した時かな
まぁ、リアルタイムで読んでいないから、こうやって、一冊に纏まった時、良さを噛み締められる利点もあるのだけど
この(4)では(3)から始まった、千代彦とのぶ子の馴れ初めシリーズが見事な着地を見せてくれる。少し、と言うか、かなりジャンルが異なっているので、例えとしちゃ不適格だろうが、『銀魂』や『ONE PIECE』のように、過去パートに手が抜かれていない作品ってのは、他の作品より厚みを感じられるもんではないかな
「ああ、この二人は、こうやって知り合ったのか」、「なるほど、このタイミングで『好き』が生まれたのか」と、過去パートを読んで知った後に、現在パートの(1)から読み返すと、更に面白さが深まるような気がするのは私だけじゃあるまい
以前にも書いたけど、千代彦とのぶ子の組み合わせが、一見すると特異な感があるにしろ、読み込んでいると「普通」のように感じられる点も、この『オネエな彼氏とボーイッシュ彼女』の魅力
最近は、多少、差別と軽蔑の空気が薄まってきた(完全に無くなってないのがおかしいわけだが)ので、オネエも周りに受け入れられてきたから、この二人のようなカップルは珍しくないだろう
そんな二人が幸せを噛み締められるのは、周りが千代彦の「オネエ」って一面だけを見て、彼を評価せず、様々な視点から良い人と判断し、のぶ子との恋を応援してくれているからだろう
特に、好いサポートをしてくれているのは、千代彦サイドだとジンさん、のぶ子サイドだと森本さんだろう。ラブコメは、登場している名前持ちのキャラクターは全員、幸せになって欲しい、と思うもんだが、この二人へのキモチは顕著だな、うん
しかし、トラブルってのは、いきなり、訪問してくるもの
妹を溺愛している強面の兄と、前知識もなく対面してしまった千代彦
こりゃ、(5)は大荒れか?けど、苦難を乗り越えてこそ、いや、苦難を乗り越えなければ、愛は深まらない。のぶ子と幸せになる覚悟があるなら、兄は避けて通れぬ強敵だ
どの回も、ドキドキが止まらない。そんな中でも、私の傷だらけのハートにベアハグをかまして、タップ寸前まで追い込んでくれたのは、第26話「34センチ」だった。理由?まぁ、それは察していただけると助かります
あ、そう言えば、コガ先生、カバー下のオマケイラスト、健太郎のジョブが道化師じゃなくて導化師になってますが、これは誤字ですか?でも、何となく、正解な気も
この台詞を引用に選んだのは、特に千代彦ののぶ子に対する、恋愛の真っ直ぐな「好き」が表れ出ている、と感じたので。誰かを好きになる時、性別や年齢、立場の違いは、さほど意味をなさない。侮蔑するつもりでは無いが、その程度で相手への気持ちを見失ってしまうなら、仮に恋人同士になっても、常に不安に囚われ、自分も相手も傷つけ、綺麗な別れ方なんて絶対に出来ない。LOVEとは、「知る」と「知りたい」、「知ってもらいたい」なんだろうな
Posted by ブクログ
絵柄に、少しクセはあるけど、ストーリーが好みに入っているので、読んでいても、さほど気にならない
先巻の感想でも書いたのだけど、千代彦さんとのぶ子さんが、現実に普通にいそうなカップルなのが、実に好いんだよなぁ
極論かも知れないけど、オネエってのは、二重瞼とか鼻の高さ、足の大きさみたいな、個人を作る数多くの小さいパーツの一つであって、さほど特別なモノでもないと思う
オネエだからって、人に迷惑をかけるでもない。むしろ、男の気持ちも理解できるし、普通の男より女性の感情にも寄り添えるんだから、ある意味、恋愛では一馬身くらいはリードしているんじゃなかろうか、と私は思う
この(3)は、2巻の続きであり、過去パート
『ONE PIECE』や『からくりサーカス』、『七つの大罪』などのアクション多めの少年漫画でもそうだが、やはり、恋愛モノでも過去編ってのは、作品の質と評価を左右する気がする
まだ、全てが描かれている訳じゃないけど、この巻を読む限り、『オネエな彼氏とボーイッシュ彼女』をつまらなくしているって事はない
むしろ、コガ先生の、恋愛ものを描く青年漫画家としての実力が、この過去パートを描く事で引き出されているようだ
現在、相思相愛の二人が、如何に、そんな関係になっていったのか、が適当だと現在パートに戻った時、歪みが生じてしまうのだから、過去パートを描く際はより、集中力が高まるのだろう、と素人なりに感じた
帯でいくえみ綾先生も書いている通り、もっと、メインの二人を知りたいって気持ちを読み手に持たせてくれる
また、この(3)でも、ジンさんのシブさは健在で、改めて惚れ直した、男として
本編が、これまた気になるトコで終わってしまっているので、(4)を早く読みたくてしょうがない
ただ、申し訳ない話なのだが、この(3)で強く印象に残ってしまったのは、誤解が誤解を呼び、根も葉もない噂が広がっていく様が描かれている第21話だったりする。状況が状況だったにしろ、やっぱ、事実をちゃんと確認せずに言いふらすのは良くないよな。面白半分で噂を拡散したツケは結局、自分で払わなきゃいけないんだからw
この台詞を引用に選んだのは、極端だけど、理解できるので。人間、自分の見た目を自分の意志でガラッと変えると、案外、思いきった事が出来ちゃうんだよなぁ。世の苛められている子が全員、こんな強さを持ち合わせている訳じゃ無いだろうが、抵抗してもダメ、親や教師に相談してもダメってんなら、一回、キレちゃってもいいんじゃないかなぁ
Posted by ブクログ
すんなりと、読み手の心に入っていける、恋愛漫画
ともかく、ストーリーがイイ
彼氏がオネエって設定を存分に活かした上で、ごくごく普通の恋愛漫画に仕上げている
一巻は物珍しさで買った人間が多いだろう
しかし、この二巻は一巻でコガシロウ先生の紡いだ物語に惚れているからこそ、購入した読み手が多いはずだ。かく言う私も、その一人だ
オネエだろうと、大人の男性であろうと、彼女が好きだからこそ、自分の恋愛感情に悩まされ、自分の情けない一面を見てしまう、そんな人を好きになれば、当たり前で、大抵の人間が経験のある感情と事象を、丁寧に描いているからこそ、千代彦に感情移入する男の読み手は多いに違いない
また、ヒロインののぶ子も、ボーイッシュな見た目だからこそ、千代彦と付き合う事になった事で、自分でも気付いていなかった女の子らしい一面を、ふと私達にも見せてくれ、そこがまた可愛い
そんな二人が一緒にいて、仲良さそうにしているトコを見ると、きっと気持ちが和んで、醜い嫉妬の念なんて微塵も湧き上がってこない、と思う。千代彦とのぶ子と同じになる必要性もないし、なれる訳もないにしろ、それでも、理想にしたいベストカップルだろうな
似た者同士でも、正反対でもない、千代彦とのぶ子が魅力的に見えるのは、やはり、彼らが相手に尊敬できる点があるからだろう。人間関係にしろ、男女関係にしろ、相手の長所を、自分にない物として尊敬できるかどうかで、付き合いの長さが変わると思うんだが、私は
この巻からの新キャラも多く、彼らもまた魅力的だ。特に、田宮さんは渋みがあって、グッと来た。次巻では、彼が主役のショートストーリーを読みたい
さすがに、まだ2巻で話の数が足りないから難しいかも知れないが、ドラマ化してくれたら嬉しいな、一ファンとして
どの話も恋色濃い目だが、やはり、私は千代彦がのぶ子を見初めた一瞬が鮮やかに眩しく描かれた、第15話「赤い靴の王子さま」だ。何故、好きかって、のぶ子の行動が人間として真っ直ぐだからだ。この話が私と同じく好きな人、そんで、コガシロウ先生は、あの漫画のあの名シーン、名セリフが好きな人だ、と妄想している
この台詞を引用に選んだのは、私も言ってみたい台詞だからだ。こんな(イイ意味で)クサい台詞を臆せず、恥ずかしからず、恋人の顔と目を見て、スラッと言えるかで、男の器が判っちゃいそう。また、言われた女性も、これにどう返すか、で女子力が計られそうだ