作品一覧

  • 十三番目の王子
    4.0
    古の神の眷属と信じられている『神王』一族が治めるシオン神王国。その最北に位置するラダッカでは、原因不明の死病が流行していた。極北での任務から帰還した〈蛇の目〉団の若き長ソローは、神王家から派遣された地形官の護衛と監視を命じられる。百二十年ごとに繰り返される吹雪と死病の原因は、神王国の根幹に関わる秘密にある、と地形官は語る。ラダッカを襲う異変はソローのみならず、彼の幼なじみ――騎士を目指す少女エネミアと、神王国を守護する〈剣の天使〉の後継者という宿命を負うゼンの未来をも変えようとしていた。圧倒的筆力で描く、ヒロイック・ファンタジーの傑作。解説=三村美衣

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  • 準回収士ルシア 世界は美しく、人の心は醜い。
    -
    1巻715円 (税込)
    ごくまれにでも、奇跡みたいに世界が美しいと思えることは彼女にとって重要だった。そうやってバランスをとっているんだ。いつだったか思い出せないが、彼女が人の心について学んだ先生は笑ってそう言った。世界は美しく、人の心は醜い、と。軽い冗談だったかもしれない。でもそれが真実であると彼女の人生は支持し続けてきたし、これからだってするだろう。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 十三番目の王子

    Posted by ブクログ

    本格的な異世界ファンタジーで、緻密な世界観とナイーブなキャラクター設定で、なかなかの読み応えでした。
    敵と味方、善と悪、それらがはっきりとわかるようなわかりやすい世界ではありません。それぞれに矛盾を抱えながら未来を模索するさまが、どこかリアルです。

    0
    2014年07月06日
  • 十三番目の王子

    Posted by ブクログ

    古き良きファンタジー。
    舞台は典型的な剣と魔法の中世世界観。宗教を権威とした王家と平和を謳う新興宗教、どこか覚めた主人公。

    まるでSFを読んでいるように世界観の背景が論理的に形作られていてとても好感。
    続きが書かれる予定らしいので期待している。

    0
    2014年06月19日

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