中村力斗の作品一覧
「中村力斗」の「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」「シークレット ラブ スクーリー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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少年・青年マンガ
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Posted by ブクログ
今巻での新ヒロインは、剣道部の部長の「土呂瀞騎士華」。登場回(第81話)の前半では「凛々しさ」「面倒見の良さ」が強調されていますが、後半になって「実は甘えたがり」「幼児退行する」というキャラクター性が開示。掴みの良いラブコメ漫画の第1話のような展開を、ここに来て見せてくれます。
全体的に見ると、従来通りのハイテンションなコメディ路線なのですが、大人数のキャラクターの使い方が巧みで、「マンネリ」な印象を抱かせません。第84話の「ヒロインが赤ちゃんになる」という展開自体は以前もあったのですが、その時とは「赤ちゃん化」するヒロインが異なるおかげか、色々と違った雰囲気で読むことができました。
ただ、中でも少々異色だったのが第83話。「ラーメン屋の店主の視点で、ヒロイン達の個性が強調されていく」という内容で、恋太郎は最後に少し登場するのみ。このように、「主人公が目立たなくても話が成り立つ」というのは、巻数を重ねたからこそ……なのかもしれません。
Posted by ブクログ
今巻でも従来通りハイペースでヒロインが追加されていきますが、その1人目(通算15人目)は、マッサージが得意な「茂見紅葉」。「物の感触に強いこだわりを見せる」という個性のみならず、登場回(第69話)におけるメタ要素を積極的に取り入れた展開もユニークでした。
2人目(通算16人目)の「薬膳ヤク」は、「薬膳楠莉の祖母」という設定が目を引きます。薬により見た目は若返っているものの、祖母と孫を2人とも彼女にする主人公など、「親子を2人とも彼女にする」以上に珍しいと思いますし、こういった「ぶっ飛んだ要素」が惜しげもなく投入されていくのが今作の魅力と言えるでしょう。
個々のエピソードに関しても、相変わらずの「勢い」を感じられました。第73話では街頭インタビューを通して恋太郎の超人ぶりが浮き彫りになっていますし、第77話ではファミリーがまさにギャグ漫画的な危機的状況に陥ります。番外編の「童話パロディ」という手法自体は珍しいものではないのですが、16人ものヒロインがそれぞれ異なる作品のキャラクターへと上手く当てはめられているのが見事。全体的に、「インパクトのある設定」を織り込みつつ「安定した面白さ」をしっかりと維持できているのではないでしょうか。
Posted by ブクログ
今巻で追加されるヒロインは、自然を愛する大柄な少女の「優敷山女」。恒例となっている「登場回」(第64話)においては、「園芸部で農作業に従事している」「髪の中で花や蝶を育てている」「火が苦手」等といった分かりやすいキャラクター性が、恋太郎とのやり取りを通してテンポ良く明かされていきます。
今巻のエピソードで印象的だったのは、「アイドル活動」をテーマにした第61~62話。題材は異なるものの、「ヒロイン達が力を合わせて一つの物事に立ち向かうさまを、練習風景を含めて描く」というストーリーは第5巻の「野球回」を彷彿とさせるものがありました。ただ、オチの雰囲気は「野球回」とは異なっており、最終ページの描写はある意味本作らしい感じでしょうか。
第66~68話も別の意味で印象的。闇鍋パーティで色々な具材を用意したり、恋太郎と相撲を取って様々な反応を見せたりと、ファミリーが大人数であることを充分に活かした「濃い」コメディを展開されます。普段と異なる「部屋着」の姿が描かれていたり、取組に当たってしっかりと「四股名」が付いていたりと、細かい面に関しても抜かりがありません。こういった「細かい面」が今作特有の「濃さ」に繋がっているんだな、とも思えたエピソードでした。
Posted by ブクログ
今巻で追加されるヒロインは、表紙を飾る真面目な委員長・「伊院知与」とアメリカかぶれの教師・「ナディー」の2人。ハイテンションで英単語を交ぜた喋り方をするナディーに比べて知与は一見地味そうですが、「乱れている光景を見ると、顔をしかめて正そうとする」という分かりやすい個性があり、存在感は他のヒロインに引けを取りません。特に第54話の「知与ストライク」が印象的でした。
全体的に「一話完結」の様相が強く、「ネタ」の豊富さを見せていく感じでしょうか。本作の実際のグッズを宣伝する第53話といい、恋太郎がヒロイン達の膝枕で夢を見る第55話といい、大人数ゆえの危機的状況を描いた第59話といい、様々な切り口で見せてくれます。また、特定のヒロインをフィーチャーしたものを除けば、エピソードごとに10人を超えるキャラクターの個性をしっかりと活かした作劇がなされており、その「賑やかさ」を存分に楽しめると言えるでしょう。