作品一覧

  • 山の王(上)

    山の王

    小説・文芸

    3.0
    1~2巻1,375円 (税込)
    新たなスウェーデン警察小説界の異才、ここに登場!  レオ・アスカーはスウェーデン・マルメ警察署重大犯罪課の女性警部だ。  彼女は、資産家の娘スミラ・ホルストと元恋人のマリクの失踪事件について捜査を進めようとするが、ホルスト家の顧問弁護士で自身の母親でもあるイザベルの差し金で、国家作戦局から派遣された元上司のヨナス・ヘルマンに捜査権を横取りされたうえ、突然事件の担当からも外され、署の地下にある「リソース・ユニット」へと異動させられる。  そこは得体の知れない曲者たちの集う「迷宮入り事件」専門の謎の部署だった……。
  • 三日間の隔絶 上

    三日間の隔絶

    小説・文芸

    4.4
    1~2巻1,540円 (税込)
    一家惨殺事件の生き残りの少女はグレーンス警部の手により保護された。17年後、その事件の資料が警察署内から盗まれていることが判明する。さらに17年前と同じ手口で当時の容疑者が殺される事件が起こり……。一方、潜入捜査員を引退し家族とともに暮らしていたピート・ホフマンの元に、彼の正体を知る謎の人物から脅迫状が届く。ホフマンは警察の人間が裏切ったのだと考えるが――。〈グレーンス警部〉シリーズ最新作。
  • ディズニーランド 世界最強のエンターテインメントが生まれるまで

    ディズニーランド 世界最強のエンターテインメントが生まれるまで

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻2,090円 (税込)
    世界を変えたいなら、目の前の常識を覆せ―― 世間からの批判、嘲笑、度重なる挫折に底をつく資金。 それでも諦めなかった者の熱狂ドラマがここにある! 今こそ読みたい壮大ノンフィクション。 夢の国をつくったのは、リアルで泥臭い、 人間の挑戦のストーリーだった―― リスクを顧みない直感と決断力、そして優れた芸術性とディテールにこだわる緻密さを兼ね備えた天才ウォルト・ディズニー。世紀のアミューズメントパークをこの世に生み出したひとりの男と、彼によって見出された、何十、何百という優秀な人々の知られざる闘いとは――。綿密な調査と取材で明かされる、ディズニーランド誕生の裏側。 今を生きるイノベーターたちに贈りたい、話題の書! ************* ディズニーの哲学がここにある―― ○ディテールにとことんこだわる パーク内の線路に敷く砂利や、地上12メートルの高さにある手すりひとつにも ウォルトは「リアル」を追い求めた ○「清潔であること」は絶対条件 当時の遊園地は雑多で汚れているところが多く、 清潔にこだわるウォルトの行為は「金の無駄遣い」と揶揄された ○新しいものを恐れない 新しい「テレビ」という媒体を映画業界は「敵」とみなしたが ウォルトはいち早くそこに可能性を見出す ○進化しつづける トライアル&エラーを繰り返し、日ごとディズニーランドは進化をつづける。 ウォルトは言う。「ディズニーランドは完成することがない」 ************* ◆目次 第1章  1955年7月17日 日曜日 午前4時 第2章  ディズニーランドとの出会い 第3章  ネズミにつけるにはひどい名前 第4章  鉄道博覧会 第5章  庭を走る蒸気機関車 第6章  衰退する遊園地 第7章  ミニチュアの世界 第8章  始動 第9章  バズとウッディ 第10章 オレンジ郡 第11章 密かな買収 第12章 ロイ・ディズニー 第13章 世界のどこにもない場所 第14章 崖っぷちのテレビ局 第15章 アイデアを売り込む 第16章 イマジニアたち 第17章 海軍大将 第18章 ジャングルをつくる 第19章 アロー社 第20章 ハリエットと模型工房 第21章 本物の鉄道 第22章 未開拓地の王 第23章 スポンサー探し 第24章 スタッフ教育 第25章 ポニー・ファームの誕生 第26章 ジャングルクルーズに必要なもの 第27章 ゾウの乳しぼり 第28章 期待を背負ったオートピア 第29章 未来のロケット 第30章 お城のゲートをくぐって 第31章 完璧主義者 第32章 ルースの役目 第33章 労働組合との衝突 第34章 開業までのカウントダウン 第35章 光陰矢の如し 第36章 ディズニーランドの幕開け 第37章 幕開けの舞台裏:暗黒の日曜日 第38章 ダメージ・コントロール 第39章 価値のあること 第40章 プラシング 第41章 山とモノレール 第42章 ディズニーランド1959 第43章 アメリカから世界へ 第44章 天国の神様を訴える 第45章 理想郷と批判 第46章 史上最高の都市計画 第47章 別れのとき 第48章 終わらない夢

ユーザーレビュー

  • 三日間の隔絶 下

    Posted by ブクログ

    上巻から続く。
    変装したホフマンはアルバニアに行き、グレーンス警部はストックホルム市警の中のスパイを探し出す。
    ホフマンのパートは今作もあっさりめだが、グレーンス警部のパートが重い。犯人…と言うべきか、少なくとも「過去の捜査記録やホフマンに関する機密文書などを警察署から盗み出してホフマンを脅していた犯人」「一家惨殺事件の容疑者たちを次々と射殺していた犯人」は非常に意外な人物だった。
    結末も非常に哀しい。

    0
    2025年04月13日
  • 山の王(下)

    Posted by ブクログ

    上巻とは全然違う展開
    物語は誰がいい奴なのか敵なのか
    最後まで気を揉ませます。
    幼なじみのマーティンヒルだけは 信じられる相手
    マーティンの信じてるミィーは 本当に信じられる相手か?
    警官も信じられない
    マーティンはミィーとともに スミラの閉じ込められてる洞窟に向かう
    この辺から 一気に物語が進みます。
    マーティンはスミラを逃す時に撃たれます。
    アスカーは マーティンが眠らないように 子供の時 父親となにがあったかを 初めて話します。
    初めて話すことで アスカーのこころも解放されたのだと思う。
    キチガイの父親ですねえ!
    一件落着して ホッとした時 電話がなる。
    父さんだよ!
    あーあーあ こういう人は死なないらしい。

    0
    2024年12月03日
  • 三日間の隔絶 下

    Posted by ブクログ

    スウェーデンの小説の翻訳である。ストックホルム警察のエーヴェルト・グレーンス警部が活躍するシリーズだ。加えて、潜入捜査員のピート・ホフマンも登場する。「ダブル主人公」というような体裁でもあるのだが、そういう体裁としては4作品目ということになる。
    「警察の最高機密が漏洩?」という事態に思い至ったグレーンス警部と、潜入捜査員として活動した経過が在る凄腕のピート・ホフマンは問題の解決に向けて共闘する。やや遠い過去の事件がグレーンス警部の眼前に現れ、謎の脅迫者と向き合うホフマンの活動により、過去の事件の「裏」が引き寄せられる。そして「そう来たか?」という意外な結末が待っている。
    こういう経緯で進む上下巻の物語だが、本当に一気に読み進めてしまった。過去のシリーズの中でも、本作は殊更に面白い。「機密の漏洩?」という事態で慎重であると同時に、大胆にグレーンス警部が動き、推論を巡らせる。他方で腕利きのホフマンは、事態の核心に着実に迫る。そして明かされる意外な結論である。
    或る意味では「最もこのシリーズらしい」という魅力が溢れる作品かもしれない。かなり夢中になった。

    0
    2023年09月25日
  • 三日間の隔絶 上

    Posted by ブクログ

    実際にスウェーデンを含む欧州諸国で問題になっている事柄に題材を求めながら、(スウェーデンの首都である)ストックホルムで執念の捜査を展開する大ベテランの警部と、息詰まる現場の闘いを勝ち抜く腕利きの工作員的な潜入捜査員との「ダブル主人公」というような体裁は、なかなかに読み応えが在る。本作は、その「ダブル主人公」の双方が、互いに助け合うべく各々の活動を展開して行くというようなことになって行く。
    上巻の冒頭は「過去」という短い纏まりから起こる。
    5歳の誕生日を祝ってもらったばかりであるという女児が「ハッピーバースデー」の歌を歌ってはしゃぎ、アパートの室内で飛び跳ねている。アパートの中には兄、姉、父母が在るのだが、彼らは一様に全く動かない。そういう中で女児は飛び跳ねてはしゃいでいる。
    アパートの前に人が集まっている。子どもが騒ぐ声がして、妙な臭いが漂い、何やら異様であると近隣住民が通報し、警察が駆け付けていた。警察関係者の先頭に立っていたのはエーヴェルト・グレーンス警部だった。とりあえずアパートに踏み込むことを決したグレーンス警部は、その室内で父母と兄、姉が殺害された状態で、遺体が在るアパートで飛び跳ねてはしゃぐ女児を発見した。「一家惨殺事件」として、グレーンス警部を始めとする警察関係者は捜査に着手するのだが、グレーンス警部は発見された5歳の女児を保護し、里親に託すことが叶うように奔走した。
    そして「現在」という本編が始まる。
    グレーンス警部を訪ねて来た捜査員が古い書類を持って話をする。住居不法侵入と見受けられる事案で通報を受けて捜査をしていたが、嘗て事件が在った現場に相当し、古い書類に「何か在れば伝えられたい」とグレーンス警部の名を添えたメモが在ったのだという。グレーンス警部は、一課が殺害されてしまった中に取り残された5歳の女児を保護した17年前の件を思い出した。
    グレーンス警部は、その17年前の一件を振り返ろうと、そして女児のその後に纏わることを知ろうと古い書類を閲覧しようとするのだが、異変に気付く。旧い書類が如何いう訳か無い。何者かが持ち去った、盗んだとしか考えられない状況だ。そうなると益々この件が気になってしまう。
    グレーンス警部がこの女児の件、一家惨殺の件を調べ始めて、動き回ろうとしていた時、考え事をしていた何時ものカフェにエリック・ウィルソン部長が「やはりここに居ましたね」と現れる。そして発生した殺人事件の捜査を是非担当して欲しいと言い出した。グレーンス警部は断ろうとするが、ウィルソン部長は是非にと強く言う。一家惨殺の時と同じような具合に銃で撃たれていて、死亡したのは一家惨殺事件で被疑者として捜査線上に浮かんで、結局逮捕に至らなかった人物だったのだ。グレーンス警部はこの件に取組み始める。
    他方、ピート・ホフマンである。潜入捜査員として様々な活動に従事した経過が在るホフマンだが、ストックホルムで落ち着き、妻、2人の息子、生まれた娘と家族で平穏に暮らしていた。警備会社を営み、順調に業務を進めてもいた。そのホフマンは謎の脅迫者に悩まされ始めた。ホフマンを潜入捜査員として最初に運用したウィルソン部長が当時綴った極秘書類が盗まれたか、勝手に写し取られたと見受けられ、ホフマンの正体を方々に明らかにしてしまう、また家族に危害を加えると脅し、要求する行動を取らせようとする。その行動とは、武器密売組織が新しい武器を売り出す宣伝のために、組織犯罪に殴り込んで壊滅的打撃を与えるということを求めるものであった。
    警察の機密が漏洩しているらしいという状況下、ホフマンはグレーンス警部に接触する。そして2人の共闘が始まるのだ。

    0
    2023年09月25日
  • 三日間の隔絶 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    う~ん。読ませるなあという読後感。
    ジリジリと迫るリミット。意表を突く展開。
    時系列のズレがやられた。冷静に考えればそうなんだけど読んでる時には気が付かない。
    大変な状況なんだけどホフマンとグレーンズ警部の協力体制が嬉しい。
    ホフマンの子供たちとグレーンズ警部の交流が微笑ましい。もうホフマンを平穏に過ごさせてあげたいところだが、シリーズの次回作があることがわかっているので気の毒にも思う。

    0
    2023年08月03日

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