藁科れいの作品一覧

「藁科れい」の「みどり色の星」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • みどり色の星
    3.5
    1巻1,699円 (税込)
    人生は夢かもしれない。でも、幻の中で、せめて幸せでいられたら。19歳の遠山エリカは、冬のある日、知り合いの中学生とともに訪ねた研究所に閉じ込められ、たまたまその場に居合わせた6人と共に想像を絶する「時空の旅」を経験する。たどり着いたのは、みどり色の太陽が輝く星。大通りに立ち並ぶ五角形の几帳の家には、生きるために必要な備品がすべて備えられていた。そこは、高度な文明を持つ異星人が、訪問者たちのために作った保護地域だったのだ。途方にくれる彼らに、やがて頼みの綱だった樹田博士から、「時空の一致するところに移動せよ」という緊急指令が入る。彼らは再び時空をジャンプし、無事地球に戻れたのだが……。それは幻覚でしかなかった。落胆と失望の末に、エリカはひとつの選択をする。月日は流れ、49歳になったエリカはついにすべてを思いだす。先が読めない展開、深く心に余韻を残す読後感。構想7年、SFファンタジー小説の傑作!

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ユーザーレビュー

  • みどり色の星

    Posted by ブクログ

    ふと訪ねた研究所で経験した想像を絶する時空の旅。
    「19歳のあの日、わたしの人生は運命づけられた。そして49歳になったわたしはついにすべてを思い出す」
    面白かった。とても好きなタイプのお話。

    0
    2014年08月20日
  • みどり色の星

    Posted by ブクログ

    ひょんなことから(ひょんなことからって、便利な言葉!)異空間に飛ばされてしまって、たまたま一緒にいた6人で濃密な時を過ごす。
    大切なのは、どこで生きるかではなくて、どう生きるかってことなのかもしれない。
    どう運命を受け入れて生きていくか?

    0
    2011年12月04日

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