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  • お母さんは勉強を教えないで
    4.0
    小六の生徒。「分数×分数」の文章題を解き、学校のテストも百点。しかし「140ページの本を7日で読むのに1日何ページ読めばいい?」がわからない。最近、こういう子どもが増えている。中学受験を目指すためか、基本を理解していないうちに難問の解き方を機械的に覚えてしまう“子どもの計算機化”が進んでいるのだ。そして、母親がそのことに気づかずにいることが多い。このような学習法を続けるうちに、「自分で考える」ことをしなくなり、結果、生きる力が育たなくなってしまう恐れがあると著者は危惧している。本書は、「教育とは待つこと」という信念を持ち、40年以上子どもの能力を引き出してきた奇跡の塾の教師が、<理解したことは忘れない><感性で数学を勉強する><子どもは大人の心を求めている><クラス最下位から1番になった子>等のエピソードを交えて、一生役に立つ勉強の方法を紹介する。

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ユーザーレビュー

  • お母さんは勉強を教えないで

    Posted by ブクログ

    長年学習塾を経営してきた著者が、小〜高の教育の現状と、大切なものは何か、親はどう関わるべきかを説く。子供を信じて「引き出す」教育の大切さが迫ってくる。タイトルがどうかと思うのと、自慢話に聞こえてしまうのとを手放して読めば非常に勉強になる。

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    2022年11月19日

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