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「由紀草一」の「軟弱者の戦争論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「由紀草一」の「軟弱者の戦争論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「日本国憲法は戦争を禁じているから善い」←→「善い憲法が禁じているのだから日本は戦争ができない」。
戦後の日本人が陥っているこの循環論法に、あなたはなんの違和感も覚えませんか?
憲法九条をめぐる長年の論争は、否定を許さない「平和主義」の理想にからめとられ、大切なことに目をつぶっている。
風雲急を告げる国際情勢下で、日本が歩むべき真の平和を模索したい。
戦場なんか行きたくないはずの「軟弱者」が、戦争に巻き込まれないために考えるべきこととは。
今こそ私たちにとっての憲法を問い直す。
[ 目次 ]
第1章 戦争は絶対悪なのか(回路の外から眺めると 「正しい戦争」も捨てられた ほか)
Posted by ブクログ
全体に憲法九条や平和主義についての論考。
結局日本は戦争に直接手を下してないかもしれないが、それだって間接的には関与していることには変わらないとの矛盾を指摘。
そのうえで憲法改正、自衛隊を国軍にすることを主張する。
地頭の悪さでイマイチ何がなんだったのか思い出せないんだけど、印象に残ったのはやはり彼の主張する軍人の責務。戦争が不幸にして起きてしまったら速やかな終息へと導くこと。戦争にロマンを感じるなんてのはない。それと国家の役目は国民の安全を守ることが第一であること。
暴力のなくならない世界で暴力をコントロールする方法を模索する、これを著者は主権者としてのブレない軸と述べるが同意。