大門小百合の作品一覧
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ビジネス・実用
Posted by ブクログ
ニーマンフェローについて菅谷明子さんの体験談を読み知った。他にも日本人でニーマンフェローを経験された方がいないか調べてみて、大門小百合さんとこの本のことを知った。
読みやすい文章でたぶん2時間くらいで軽く読めた。
ニーマンフェローやハーバード大学の教育についてだけでなく、一年弱の留学生活を通じて学んだ異文化理解(あるいは日本文化に関する気づき、発見)についても書いてあり興味深かった。
「はじめに」に解説されている通り、この本は、ハーバードが「好き」な小百合さんと「嫌い」な宇さんのご夫婦で分担して、構成されている。単純にハーバード大学やニーマンフェローのプログラムについて褒めるだけでもなければ、批判するだけでもなく、絶妙なバランスがとれている。
個人的な関心から特に印象に残ったのは、第9章の「コンピューター記者と報道カメラマン」だ。フェローたちのコンピュータアレルギーが伝わってきて興味深かった。ハーバード大学のプログラムに参加できるほど優秀な人たちでも、コンピューターの扱いにこうも苦労するのかと思った。2000年から2001年にかけての話なので、ある程度割りひいて考える必要はあるが、デジタルテクノロジーを活用したジャーナリズムはやはりまだ新しい発展途上のものなのかもしれない。
@jt_sayuridaimon