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  • 間に合わなかった兵器 新装解説版
    5.0
    1巻1,210円 (税込)
    戦後、世界を圧倒した日本の〝技術〟はなぜ登場が遅れたのか。 軍事技術がもたらす最前線の勝利と悲劇──戦車の威力を見誤った日本陸軍とレーダーも逆探も育てなかった日本海軍──技術立国日本に根づいた〝連合軍の物量に屈した日本軍〟の常識を覆す異色の第二次大戦技術戦史。 日露戦争で、機関銃と大砲の威力が突撃精神を圧倒することを学んだ日本陸軍が、なぜ太平洋戦争で米軍戦車に肉薄攻撃をかけたのか。 そして、日本兵が装備した兵器がいかに粗末な設計で低品質だったかは玉砕の島々が証明した。日本の敗退を〝生産力の違い〟とする歪曲した史実を技術者の視点から鋭く抉る衝撃の戦史。〈解説/徳田八郎衛〉

ユーザーレビュー

  • 間に合わなかった兵器 新装解説版

    Posted by ブクログ

    間に合わなかった日本の兵器開発史と、ドイツのジェット機ゴタゴタ話。戦争の結末を知り兵器開発や技術革新の様子を知っている我々から見ると、なぜ有用な兵器・技術の開発に力を注がないのか?と疑問に思ってしまうが、当時の空気感としてこの先どうなるかわからない技術に国運を賭ける訳にはいかないというのが心情だろうと感じる。
    二次大戦で遅れに遅れた電探技術が今ではフィリピンに警戒管制レーダーを輸出するほどになったんだから感慨深い。

    0
    2025年06月25日

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