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  • なぜ日本の教育は変わらないのですか?
    4.0
    1巻1,496円 (税込)
    日本の学生のポテンシャリティは高い。それでも、なぜ日本の学校は社会から信頼されず、学生は無為なままなのか。30年間、日本を鋭く見つめ続けた著者が説く、渾身の教育論。 【主な内容】 第1章:教育改革国民会議~小渕総理の前で話したこと 第2章:私の教育環境~一発勝負の日本との際立ったコントラスト 第3章:教育改革国民会議での提案~暫定入学、飛び入学、九月新学期、ダブル専攻 第4章:学園祭~インセンティブとモチベーション 第5章:教育の悪平等と受験戦争~一八歳の「一発勝負」の不合理 第6章:文化と教育~新しいインセンティブを持つ制度を 第7章:大学入試~暫定入学制度で一発勝負の悲劇をなくす 第8章:多摩大学における暫定入学制度導入の試み~文科省が骨抜きに 第9章:大学の質~レジャーランドでいいのか 第10章:経団連~教育の悪循環 第11章:大学に競争的環境を~GPAシステムを日本にも 第12章:私の多摩体験~勉強を促すモチベーションを与える 第13章:飛び入学~新しいエリートを育てる 第14章:親たちの教育ジレンマ~わが家の受験戦争体験 第15章:大学人の未熟さ~「象牙の塔」コンプレックス 第16章:日本人の若者のモラル~人間関係的道徳観 第17章:子どもと社会性~「箱」と受験戦争の重圧から解放しよう 第18章:過保護~日本独特の現象 第19章:誤った責任感~子どもに厳しさを体験させよ 第20章:留学生~留学準備ビザ制度の提案 第21章:少子化対策~留学生と移民の受け入れを 第22章:英語教育~大学入試科目から英語を外せ 第23章:正しい英語教育のために何をすべきか~ディープ・リスニング 第24章:多摩方式英語教育テクニック~私の語学教育改革案

ユーザーレビュー

  • なぜ日本の教育は変わらないのですか?

    Posted by ブクログ

    著者が言うように、日本の高等教育は、瀕死の状態だ。
    18歳人口は減り続け、現在は120万人(ピークは92年の180万人)。
    92年以降、私立大学は334校から604校に増え、現在778校。
    この10年で廃止された大学は10校を数える。

    定員割れは250校を数え(約3割)、定員の8割未満の大学が114校(7割)。
    出生数は今後60万にまで落ち込む。
    半分以上の大学が規模を大幅に縮小するか、廃校になる。

    今の若い研究者のポストは、少なくなるのが必須かつ不安定なものになる。
    研究する場所も、ポストもなければ、
    必然的に、日本のアカデミックは、競争力を失う。

    このような中で大学教育の「質」が議論

    0
    2017年11月19日

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