人生の成功は1割うが技術、9割が対人関係である。
説得は善、心理操作は悪。説得は双方の利益、心理操作は相手の服従。
いい人、になってしまうのはそれを許可しているから。
1,自分の感情をコントロールする。
人間は感情で行動している。理性で行動しているかのような合理的な嘘をつく。
反応しない、対応する。感情に振る舞わされない、コントロールする。
「感情ではなく理性で対応」したか10段階で評価する。
どんなときでも冷静でいられるよう「初期設定」する。
短気な性格を直すことは、感情のコントロールできる人になること=人を動かす達人になれる。
一瞬かんがえてから口を開く。
2,お互いの信念の違いを理解する。
相手の信念を理解する必要はない。真実は信念とは違う。まず相手を理解し、そのあとで理解してもらう。信念が衝突していることに気づく。
相手の振る舞いは好意的に解釈する。そのことで誰も傷つかない。
盲人が象を触ったら、それぞれ違う印象を持つのと同じこと。
3,相手のプライドを尊重する。
相手のプライドを尊重しながら行動する。褒めるときは人前で、注意は一人ひとりで。恥をかかせない。
議論に勝っても意味がない。まず「そうですね」という。
どんな人でも「私を大切にしてください」というプラカードを首からかけている。
手書きの感謝状を出す。人前で褒める。利害関係のない人に親切にする。良いふるまいに賞賛という報酬を。「ありがとう」に一言添える。
4,適切な雰囲気を作る。
相手が自分の望む行動をしてくれるように期待しながら話をする。そのおかげで相手が変わるわけではない。そういう自分の態度が相手を変える。温かみのある笑顔は驚くほど効果がある。
笑顔は究極のツールである。笑顔の練習をする。
あなたの意見に賛成だ、と言ってから自分の意見をいう。
人は事実では動かされない。人を動かすのは人。
敵対的な相手は、どうすれば力になれるか、と聞く。
リンカーンは達人だった。まず相手の言い分を認める。そうすることで自分の信頼性を確立した。中立で正しい人だと思わせた。
同情ではなく共感せよ。
5,共感を示して気配りを心がける。
前置きの言葉を置く。
批判者を称賛して攻撃を交わす。リンカーン「私はその人を尊敬しているので、その人の発言には一理あるのだろうと思っています」
ライバル会社をまず称賛して好印象を与える。この人は成功している、自信がある、と思わせる。
相手の逃げ道を残す。
断るときは言い訳をしない。感謝の気持ちを表現しながら断る。
人々は親切にするとさらに親切をしたくなる。友好的な関係に転換できる(フランクリン)
人の話を遮らない。
相手の気持を汲み取る。汲み取る努力をする。
相手との共通点を見つけて、さりげなくアピールする。