ユーザーレビュー 我が愛と青春のたけし軍団 たけし軍団 / ガダルカナル・タカ 今年読んだ本の中で一番面白かったです。 たけし軍団って、一見めちゃくちゃな事をしているように見えて、 しっかりと「やって良いこと」と「悪いこと」を、 熟知している人たちです。 変な言い方ですが、おそらく、日本の組織の中で、 「忠義の関係=主君(武氏)のために自分を犠牲にする」 が保たれている数少な...続きを読むい例だと思います。 普通の集団ならば、行動の規範はないし、 バラバラ、「ただ、なんとなく集まっている」だけです。 また、友人関係の集団でも、規範なんて何もありませんから、 時として、犯罪行為も平気でやる。 しかし、たけし軍団は、違います。 すべては、殿=武のために、生きています。 武氏が、軍団へ「やっていいこと」と「悪いこと」の行動規範を、 自分の人生を通して教えています。 これほどの、行動規範を教える教材はないでしょう。 だから、フライデー事件でとった、たけし軍団の、 社会の規則を逸脱しての行動も、非常に頷けます。 武氏と供に行動することが、彼らの全てだからです。 行動規範は客観的に明文化されていませんが、 武氏と軍団は、ある意味で宗教的な忠義の関係で結ばれている、 ものすごい強固な集団です。 おそらく、たけし軍団の、多くが、たけしのために、 すべてを捧げることをするでしょう。 これが、軍団へ与える安心感は、言葉にはならない程大きいと思います。 軍団の根本にあるものは「自分たちの優先順位の全ては、殿にある」です。 それが機能しているのは、一にも二にも武氏の存在です 本当に、武氏という人間は凄い。 日本人が捨て去った「大事なこと」を体現している、 数少ない人物だと思います。 Posted by ブクログ 我が愛と青春のたけし軍団 たけし軍団 / ガダルカナル・タカ 殿が愛するのは「しょうがない」連中。そんな連中が集まったのが「たけし軍団」だ。そのたけし軍団の番頭格ガダルカナル・タカの視点で語られる軍団の誕生と隆盛、そして今現在。また、フライデー襲撃事件とたけしバイク事故の真相。 私がたけし軍団のど真ん中世代なので、出てくる世相や名詞、たけし軍団のメンバー名が全...続きを読むて分かって懐かしい。 タイトルのとおり、彼らの青春であり、殿と軍団との愛の物語でもある。嫉妬さえ感じる。そして少し涙もでる。 Posted by ブクログ 我が愛と青春のたけし軍団 たけし軍団 / ガダルカナル・タカ タカ氏の視点から描かれた軍団の歴史。 「殿」を含めた、メンバーの強い絆がうかがえます。 「ひょうきん族」とか当時の番組を見ながら育った世代としては、とても感慨深いものがあります。 「オールナイト」もがっつり聞いてましたね。録音なんかもしたりして。 Posted by ブクログ 我が愛と青春のたけし軍団 たけし軍団 / ガダルカナル・タカ ≪目次≫ 第1章 上京とスナックと草野球 第2章 師匠と弟子 第3章 フライデー事件 第4章 バイク事故 第5章 これからのこと ≪内容≫ たけし軍団ガタルカナル・タカがまとめた、たけし軍団の記録であり、彼らの青春記であり、軍団を束ねるビートたけしの行状記でもある。そこには、まさに「青春...続きを読む」が盛り込まれており、しっちゃかめっちゃかであった「たけし軍団」のメンバーが、たけしを「師匠」と崇めながら、どれだけ熱く青春を生きたかがわかる記録である。 ときどきたけしが吐く名フレーズ(たとえば「一所懸命やるってことは努力しなきゃいけないってことなんだよ」)がまたけっこう人生訓として役に立つ。こうしたことがたけしの元に若いメンバーが集まった理由だろう。 Posted by ブクログ たけし軍団のレビューをもっと見る