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ユーザーレビュー

  • ネオリベラリズムの精神分析~なぜ伝統や文化が求められるのか~

    Posted by ブクログ

    これは良著。700円以上の価値があると思う。
    文体が硬く論文風で読みにくいのが難点。

    プレカリアートを主題にネオリベラリズム下の人の生活、
    精神病理の傾向を説明している反ネオリベ派の著書。
    精神論にはラカンを、プレカリアートには日本のオタク、
    ワーキングプアを東浩行・宮台真司を取り上げている。
    とにかく参考文献が多くて、現代社会学の詰め合わせ。
    再起性と恒常性により人間の成長過程を説明する点は
    ネオリベ下の人の傾向を理解する上でとてもよかった。
    恒常性が形成しづらい社会にあることはとても納得。

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    2009年10月04日
  • ネオリベラリズムの精神分析~なぜ伝統や文化が求められるのか~

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    市場至上主義、雇用の流動化、社会保障の縮小、ワーキングプア、格差、貧困、自己責任社会―。
    グローバル化経済のもと、多くの人々の生活が不安定化(プレカリテ)していくなかで、どのように個人のアイデンティティを保ち、社会を維持していけばいいのか?
    自分探し、心理学、お笑い、オタク文化、メディア・スピリチュアリズム、リアリティ・ショーの隆盛はいったい何を意味するのか?
    ラカン派社会学の立場から、現代社会、あるいは現代の人々がぶつかっている難問を記述し、処方箋の一端を示す。

    [ 目次 ]
    第1章 プレカリテとは何か?
    第2章 再帰性のもつ問題
    第3章 なぜ恒常性が必要なのか?
    第4章 共

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    2011年04月08日

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