川崎修の作品一覧
「川崎修」の「ハンナ・アレント」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「川崎修」の「ハンナ・アレント」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
『全体主義の起原』の読解に前半の2章を割き、第3章でアレントの革命論・アメリカ論、最後の第4章でアレントの政治論を概観する。
工業の発展による過剰な資本の生産が帝国主義を生み、「国民国家」と「階級社会」に特徴づけられる19世紀的秩序を破壊し、市場の世界的拡大を狙うブルジョワジーが政治に口を出すようになり、植民地の原住民との「遭遇」が古来の「人類」思想を崩壊させ、「人種的ナショナリズム」が植民地支配を正当化、すなわち「民族」を人種のみによって定義し、一つの民族が他の民族を支配することを正当化したことによって「人種主義」の素地が出来上がる。
「海外帝国主義」の潮流に乗り遅れたドイツやロシアは、ヨ
Posted by ブクログ
「敗北よりも、敗北を認めることが恐れられる」
どきっとするような警句。
羽根のように触れただけで、血潮が噴き出すようなシビアでハードボイルドな分析。
この本の(特に前半は)興奮モノでした。
あまりに密度が濃すぎて、サクサク読めない…読んではちょっと戻って、噛み直しての繰り返しでした。
久々に何だか、こう、歯ごたえのあるものが読みたくなり。
長年気になっていたハンナ・アーレントさんの本を読み始めました。
読み始めるとなかなか歯ごたえがありすぎて(笑)、促進剤として手に取ったのが、この解説本(電子書籍ですが)。
そうしたらよくある話ですが、こっちの方を先に読み終えてしまいました。
20世