山崎明子の作品一覧
「山崎明子」の「手芸とエンパワメント」「ひとはなぜ乳房を求めるのか 危機の時代のジェンダー表象」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
私は小さい頃あまり手芸が得意ではなかった。デジタルデトックスをしたいと思って、裁縫や編み物へ興味が湧き、最近火がついてやり始めるようになりました。しかし考えてみれば、小さな頃に祖母や母がミシンや編み針を出してきてコツコツ何かを作っている記憶がどこかにあって、自分が今それをやっていることが懐かしくもあり、どこか嬉しくもある。生活の中に溶け込んでいて、実はそれ自体が私たちが気づかない間に紡いできた時間やものごとだと言う事ことを気づかされる。そんな1冊でした。
本書を読んでいく中で、いろいろな発見や学びがありましたが、特に好きだった部分を以下に添付します。
手芸をするには、その人の生活を豊かにしたり、整えたり、制御したりする心の芯のような役割がある。何かが育っていくような感覚でそれをすることで、自律的な自分を見出してくれるようなものだ。「大丈夫だって作れるから。」手芸は自分の糸口であり、自分を支えるためのものであり、自分の心であると言うことを共有している層が、この社会には必ず一定数いる。手芸をする楽しみもあれば、手芸を語る楽しみだってある。