青木直人の作品一覧
「青木直人」の「終わらない対中援助」「第二次尖閣戦争」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
Posted by ブクログ
二年前に発刊された「尖閣戦争」の第二段。
中国情勢に精通したジャーナリスト青木直人さんと、博識な評論家、西尾幹二さんの対談ということで、楽しみに予約購入していたのに、なんだかんだでずるずると積読……
ようやく読み終えることができました。
あいかわらず、青木さんの何者にも寄りかからず、こびず、遠慮せず、気兼ねのないずばりとした発言は刺激的です。
そして穏やかそうでありながら、ぴりりとした西尾さんの発言もずしりと脳みそに響きます。
中国の政策やアメリカの思惑などなど、不安やいら立ちを覚える記述がいくつも出てきますが、なにより問題だと思うのは日本政府や一部財界人、言論人などの身勝手さ、いい加減さ、軟弱さ、平和ボケさなどなどです。
宮脇淳子さんもおっしゃっていたが、結局突き詰めれば何事も日本の問題なのでしょう。
帯にでかでかと書かれてあるように、「ひるむな日本。最後は勝つ!」という言葉を信じ、これからも勉強を続け、行動すべきところは行動する勇敢さを持っていきたいものです。
Posted by ブクログ
チャイナリスクについて知りたくて読書。
10年以上前の本だが、中国の状況は大きく変わりチャイナリスクはさらに高まっていると思う。
中国からみた日本の重要度、利用価値は相対的に低下している。その一方で、中国は、市場経済が進むことで中間層が増え、国内成長すればするほど内部矛盾が膨らみ続ける。
中国が発展するためには、市場経済を推し進める以外に選択肢はない。だが、そうすることで中国社会内部に、これまで表面化していなかった国民諸階層の分裂が確実に進行する。(p242)
すばりその通りになっている。
日本での依存のような中国ブームも一段落したので、冷静になって中国を眺めて現実的な距離感をとって付き合っていく時代に入っていると思う。
もはや日本企業が中国へ積極的に投資をしたり進出する必要もないし、日本人が必要以上に居留したり、出張する必要もない。中国人スタッフや関係者に日本へ来てもらえばいいことだ。
今後も変わらず中国は重要な国だ。訪日客は歓迎し、気持ちよく日本製品やサービスを買ってもらえればいい。そのためには日本ブランドを高めるためにもブランド力を磨き続ける必要がある。価値を高めるためには、制度的にビザの取得要件のハードルをもっと上げてもいいと思うし、日本で犯罪やルール違反を犯したときの罰則ももっと強化したほうがいい。それでこそ、日中が初めて対等の関係に近づいたと言えるのではないかと思う。
常に中国への関心を持ち変化を知り傾向も学びつつも必要以上に近づく必要はないことは、少なくてもここ15年の日本と中国の状況を振り返れば明らかだと思う。
読書時間:約50分