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Posted by ブクログ
岸浩史『夢を見た』を読む。
岸さんは僕が6年間出向していた会社の同僚。
過労で突然指が動かなくなり、
そのリハビリテーションを兼ねて漫画を書き始めた。
ネットに載せていた作品がある編集者の目にとまった。
以来4年、会社員としての仕事と並行して
月刊誌に連載してきた岸さん「夢」が一冊の本にまとまった。
見開き2ページ、全52夜の作品である。
岸さんの夢は、地下水脈で僕の少年期の夢とつながる感覚がある。
どこか懐かしく、心細いような遠い日の気持ちの揺らぎが
岸さんの描く「夢」とシンクロして記憶の彼方から蘇ってくる。
急いで読んでしまってはもったいない。
コーヒー、紅茶、緑茶、あるいはお酒など