作品一覧

  • ちちゃこい日記 (1)
    完結

    ちちゃこい日記

    少女・女性マンガ

    4.3
    全2巻770円 (税込)
    中学一年生のユキコは、母と兄の3人でこの街の団地に引っ越してきたばかり。学校や友達にも慣れてきたものの、ふと村の風景を思い出しては寂しくなる日々。そんな中で、同じ団地に住むクラスメイトの男子・ピータカを妙に意識するようになり…。雪降る田舎町を舞台に、純粋な少女が少しずつ大人に近付いていく小さな恋の物語。
  • 丁寧に恋して 1巻

    丁寧に恋して

    少年・青年マンガ

    -
    1巻825円 (税込)
    修学旅行の行き先が、台湾だという。なんともうらやましい、この学校には、日本で暮らす台湾人の美少女がいた。彼女の名は丁寧(ディン・ニン)。クラスきっての魅力的な女の子だが、彼女の家は貧しくて台湾行きの旅行代が払えない。あきらめた丁寧のために代金を立て替えた男がふたり。ひとりはクラスメートで、もうひとりは先生。恋ゆえか、それとも愛か――。そして秘密の修学旅行が始まる! 細部まで細かく描き込まれた台湾旅行のディティールに加えて、トライアングル・ラブ、写したノート、立て替え金の行方、母の想いなど魅力的な物語が作品を彩る。前作『ちちゃこい日記』(双葉社刊)で多くの漫画読みをうならせた才媛サワミソノが放つ、極上の台湾トラベル&ラブをお楽しみ下さい!

ユーザーレビュー

  • ちちゃこい日記 (1)

    無料版購入済み

    思春期

    性別もなく遊んでいたのが、いつの間にか女の子男の子を意識し見えない壁ができる。そんな甘酸っぱい思春期の話。母子家庭でいつも仕事が忙しくて家にいない母との田舎の生活か、東京で裕福な父の元での生活か。続きが気になります。

    0
    2025年02月26日
  • ちちゃこい日記 (1)

    Posted by ブクログ

    まず絵の雰囲気が気に入って読み始めました。
    様々な事情を抱えたキャラクター達のほのぼのと初々しいストーリーです。
    登場人物にそれぞれ個性があり、特に男の子キャラは純真で不器用なシャイボーイでどことなく紡木たく先生の漫画を思い出すような・・・。
    (年をとるとすぐにこういう発想になっていけませんね)
    主人公の女の子も純真無垢な感じで、でもずっとほのぼの漫画じゃな物足りないかな・・・と1巻を読み終えて思ったのですが、2巻はハラハラドキドキの展開でさらに面白かったのです。
    3巻はいつ発売なのかしら?とのん気に調べてみたらこれで完結!!
    ショックすぎました~!
    また続くと思うような終わり方だったんです。
    これで終わりとはあまりに寂しい、切ない、悲しい!!

    0
    2016年04月01日
  • ちちゃこい日記 (1)

    Posted by ブクログ

    街にも同じように雪は降るーー。村から引っ越して来たばかりの薫子はなかなか街に馴染めません。お洒落で大人っぽく見えるクラスメート。同じ団地に住む男の子のピータカはイジワルで、でも時々優しい。お洒落や異性のことが気になり始める、子供以上、大人未満の少女の心情を丁寧に描いた初恋物語です。
    母子家庭の団地住まい、街に深々と降りそぼる雪…生活や街の風景を細やか描いており、言葉に出さない感情が伝わります。良作です。

    0
    2015年08月30日
  • ちちゃこい日記 (2)

    Posted by ブクログ

    雪国の血を引いてはいても、雪国で暮らしたことはありません。

    そのため、想像はできても実感に乏しく、雪かきの大変さも灯油ストーブの煩わしさも、肌で感じたことはないのですが、そうした雪国の生活を、未経験の読者にも感覚させ、共有させるという点で、『ちちゃこい日記』は傑作ですし、そこに作者の狙いがあったのではないかとも思いました。 

    漫画でも小説でもいいのですが、読者と作者との感覚の共有とは、読書における最も幸福な境地であるといえます。ではいかにしてそれを可能にするかというと、まずもって細部の描写にかかっているのではないかと私には思われます。

    第1話から目を惹かれるのは、背景の丁寧な描き込みです。それはたとえばリビングにある家電のなにげない配置であるとか、雪の降り積もる道にぽつんと置かれた砂箱(私は砂箱というものを知りませんでしたが)などにみられるもので、本書を読む楽しみは、ひとつにはそうした細部を読む楽しみといえます。

    踏切待ちをしながら電車のなかの家族を眺めるユキコのシーン、そしてユキコとピータカがはじめて手をつなぐシーンは、以上に述べたような細部の丁寧な描き込みが、登場人物の心裡とも溶け合った、尊い瞬間であったように思い、心を動かされました。

    また人物の描き方という面でもある特徴がみられます。ユキコにしてもピータカにしても、それに悪童イノの影を背負った感じにしても、相当に複雑な家庭事情をうかがわせるのですが、作者はそれを正面に据えることはせず(ユキコの家庭についてはある程度まで詳しく描かれますが)、あくまで物語の背後ににおわせることにより、読者に彼らの生活の余白を読ませる=共同参画をうながすことに成功しています。

    そこにもつながるのですが、好いた惚れたといった感情の揺れ動きを、直接にではなく、ほのめかしていく姿勢とその自然さに好感を持ちました。言いたいことを直裁に伝えるのでは、スローガンと変わるところがありません。文学や漫画といった媒体は、結句迂遠な表現形式です。そうであってみればその迂遠さをいかに豊かに描くかが大切だろうと思います。

    細部と感情の機微。日常生活では捨象されがちなそうした部分を丁寧にすくいあげていく『ちちゃこい日記』のあり方は、アントン・チェーホフや三浦哲郎の作品にも通じるように感じました(雪国つながりでいえば、ウラジーミル・ナボコフの自伝『スピーク・メモリー』やその他いくつかの短篇にも)。

    唯一、これは私個人の感想ですが、2巻から登場するイノの存在は、いささか露骨だったように思います。ユキコと周囲に対して露悪的にふるまう彼にも彼なりの事情があるはずなのですが、結果としてユキコとピータカの仲を進展させる、一種の<機械仕掛けの神>に近い役割が主張されすぎており、なんとなくですが、<そぐわない>という感覚を覚えました。

    とはいえこの<そぐわない>という感覚、成長にともなう居心地のわるさを自覚することこそ思春期であるともいえて、してみれば物語の当初、ユキコが町に対して感じていた鬱屈も、イノが抱える<そぐわなさ>に共通するものなのかもしれません。その意味では、ユキコにもピータカにもイノにも、あるいはもうすこし大人で俯瞰的な立場にある悟にも、苦さをともなう成長の機会が等しく与えられており、思春期が人にあたえる最大の恩恵とは、もしかするとこうした苦さなのかもしれないと思いました。

    再度言いますが、この漫画は傑作です。

    0
    2015年12月11日
  • ちちゃこい日記 (1)

    Posted by ブクログ

    東北の村から町に引っ越してきた中学生の女の子の日常を描くドラマ。ていねいなタッチで心情の機微を描いている。筆者は本作がデビューなのか、後半の2巻を期待。

    0
    2014年05月01日

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