オリンパス事例:証券取引等監視委員会が過去のM&Aに関しての開示情報が適切だったかの調査
→投資においてコンプライアンス違反の案件は最大細心の注意要。(想像を絶するような事象が裏に隠されているケースがあり、その事象が表面化した場合、株価がどこまで下がるか分からないため)翌朝の寄り付きで売却するなど、
...続きを読む一目散に逃げるべき。
1.優先順位は一番に防御、二番に攻撃
2.常に割のいい場面で投資を仕掛ける
3.経験値の重要性を意識する
4.人は平常時と異常時で考えることが違う。極力、自分が平静でいられる範囲内(平常時)での戦い(トレード)をする
5.資産全滅や半減などの可能性のあるトレードは必ず避ける
6.今の相場の対局を見極める。攻撃か守りか休みか、人に任せるか(投資信託)。
7.客観的に自分を知り、まず損切りの方向性を決める。(状況により、柔軟に損切りができるか、%などで、定量的にルールを決めるべきか)
8.損切りをしないと1回2回はうまくいっても最終的には資産はなくなる。
9.連戦連勝後には損切りがしにくくなるという副作用が発生することを知っておく。(上手な負け方をする人こそ、最強の投資家)
10.自分の正しい理屈よりも目の前の現実に対処する。
11.その場(そのトレード)に固執しない。損切りとは後方に前進することを言う。
12.規律を設けて実行できるために防災訓練を定期的に行うこと。防御は最大に攻撃なり。
13.失敗の原因を考え、教訓にする。
14.一方向だけでなく、いろいろな視点から学ぶ。比較をするとより良い。
15.心の余裕を持つことにより正しい投資家への軌道が開ける。車の車輪は一輪よりも三輪が望ましい。
16.勝ちの結果だけ見て自分の実力だと勘違いしない。勝った原因を精査して運なのか、実力なのかを知る。
17.あせりを抱きながらのトレードの勝率は格段に落ちる。
18.相場に絶対はない。ひょっとするという意識を持つこと
19.過去の成功体験を基本としながらも今の相場は違うということを確認する。過去の成功体験と今の相場の相違点を探しておく。
20.油断すると負ける。継続して油断しにくい環境を自分で作る。(誤発注など)
21.過去の含み益を基準に判断してはいけない。成功から始まると撤退(損切り)がしにくいという人間心理が働くことを知っておく。(含み益から含み損への転換時)
22.個別の強い思いと現実の状況を比較して前者が勝っていないか確認する。(勝ったらうれしいけど、大負けはしないぞというくらいが上手に負けられていい)
23.第一に大事を見極めてから小事について判断する。この順番を崩さないこと。株価は上昇するときよりも下落するときのスピードのほうが早いことが多いので、損切
り時は売買手数料(小事)のことは気にすべきではない。逆に急いで株を買う必要がない場面、長期的な視点で投資を考える場合は経費である売買手数料の最適化は
重要。
24.人が失敗しやすい事由は自分も失敗しやすいということをあらかじめ知っておく。
①勝とう勝とうという気持ちが強すぎて、深い考えをせずにトレードを仕掛ける
②損することを嫌がり、せっかくのチャンスでもトレードを仕掛けない ③損をしたり、自分の思惑と違う結果になると怒り出し、熱くなって一か八かの丁半ばくちのトレードをする。
④トレードにおける損益よりも他人からの評価・名声を第一にトレードを行う。例えば、友人やブログに勝ったと報告したくて、本来、やるべきでないトレードを行う。
⑤小と大の優劣を考えずに小にも力を入れて時に大を失う。手数料を気にしすぎて、それ以上の損害を負ったり、買値の価格にこだわり、撤退や利益確定すべき地点で行わず、被害拡大や利益を削る
25.常に効率が最も高いであろう場面でトレードするように常日頃から考える(関ヶ原でのお百姓さん)
26.局所的に考えるのではなく、総合的に考える。
27.株価の節目をいつも意識する。(日足では5日、25日、週足では13週、26週移動平均あたり、また、過去の出来高の多い価格帯や500円、1000円など、直近の高値や安値なども多くの投資家が意識する節目となる)
28.大きな金額のトレードをする場合の判断基準は①勝率を考え、②リスクとリターンを比較考量、③自分が冷静にトレードできるか否かを確認
29.個別銘柄ばかりに気を取られずに全体にも気を配る。木を見ながら森も見る。(日経平均株価が上昇基調の場合は個別銘柄も買いを基本にする等、全体(日経平均株価など)に歩調を合わせることで勝率は高確率で上がる。)
30.投資の神髄は自滅せずに損失部分をいかに少なくするか。(投資が人との競い合いであるとすると、儲けをいかに増やすかよりもいかに損失部分を少なくするかの競い合いが、勝者か敗者かの分水嶺になる)