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「中川美紀」の「<女性職>の時代 ――ソフトインテリジェンスの力」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中川美紀」の「<女性職>の時代 ――ソフトインテリジェンスの力」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
女性が社会に出て働くことが当たり前になった今、「女性経営者」「女性管理職」といったハードワーキングも辞さず、時に男性部下を従え仕事をバリバリこなし、また私生活では若くして1000万円以上の高収入を得、ゴージャスに生活をする「スーパーキャリアウーマン」に憧れ、イコールその姿が女性のキャリアだと考える人間が大多数を占める中、そういった理想の女性像と現実の狭間でキャリアの壁にぶつかり、結局成長やチャレンジを諦めてしまう女性(本書ではコモディティOL)が圧倒的多数なのが現状。
このような女性キャリアの二極化が浮き彫りになっている社会で、本書は女性らしいエレガントなワーキングスタイルで自信と誇りを持って働くことのできる「女性職」を提唱している。
女性キャリアの二極化は、四大を卒業し、丸3年大手企業の地域限定職(いわゆる一般職)として働いた私自身が重く受け止めている点であり、本書はそういった悩みを解決し、キャリア形成のヒントとなった。
本書では、男性が中心となって形成してきた日本社会の中、あえて女性の特性を活かした女性職でのキャリアを推奨している。
女性特有のソフトインテリジェンスを存分に活かして活躍する女性職であれば、女性が女性らしく自然体で輝きながら働くことができる。
男勝りに働きスーパーキャリアウーマンとしてだけではなく、女性にとって最も適合性が高い女性職でのキャリアが理想的な成功モデルとして認められるべきであり、大多数の女性が目指すべき姿であるという点に非常に共感した。
一方、本書ではどこまで社会でその姿が認められているかという点についてはほとんど記述はない。
私自身が感じるのは、女性職が評価される体制が整っていないのが現状ではないかと考える。
本書では、組織の中で出世やお金の損得計算を常に行い自分の言動を決めるのが男性での生き方だとしたら、組織の中での利害関係や権力抗争に巻き込まれずに、自らの立ち位置を決めることができるのが女性の特質だとしているが、このような女性職が「評価」につながる体制が企業にとっても女性にとっても効率的ではないかと考える。