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Posted by ブクログ 2017年01月27日
ここでいう「ヒット」とは、音楽(業界)における「ヒット」のこと。
最近の音楽業界のことはよくわかりませんが、なぜ、よくわからなくなったのかが、よくわかりました。
CDのような「モノ」から、ライブのような「コト」(経験)に、消費者の関心やニーズが移っている、というのは、データからも正しそうです...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月11日
痛快で分かりやすい。音楽産業の今がうまく説明されている。CDが売れなくなって久しいけど、ライブやコンサートは活況を呈している。
かつてコンサートはレコードを売るためのプロモーションだったけど。今は逆だもんね。売れた曲とヒット曲は違うってことなんだ。かつては「みんなに愛される曲」でなければビジネスにな...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月22日
人々の価値観の抜本的な変化によってヒット曲が生まれにくくなった。
「モノ」から「体験」へと、消費の軸足が移り変わっていったこと…SNSの普及により流行が局所的に生じるようになったこと…などにより過去のヒットの方程式が使えなくなっている。
音楽ビジネスを中心に話が展開していくが、人々を取り巻く環境の...続きを読む
ヒットの崩壊という、センセーショナルなたいとるですが、ヒット正体を実感できる濃い内容でした。
音楽に携わる方はもちろん、何かを生み出し世に問うという方は是非読んでほしい一冊。
Posted by ブクログ 2018年10月06日
元ロキノンライターによる日本の音楽市場およびリスナーに関する分析本。様々な業界人へのインタビューや書物からの引用を交えながら、70年代から2016年時点までの市場の変化を的確に検証していると思う。特定のジャンルやカテゴリに偏ることなく、歌謡曲・演歌からボカロ・アイドルまで幅広く押さえた上での考察なの...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月02日
TVでランキング形式の歌番組を観て誰もが同じようにヒット曲を知っていた時代から、音楽の聴き方楽しみ方がフェスのような体験・参加型に変わっただけで、音楽を聴かなくなったわけではない。また、カラオケで歌われる曲というのは最新の曲ではなく、最近になってカバーされたりと、長く支持される曲がある。カラオケに行...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月14日
ヒット曲がでなくなって久しい。そんな音楽業界の現状をヒットチャート(オリコン)、テレビの衰退、フェスの人気、ライブの重要性、J-POPの現在などを含めて様々な音楽関係者(小室哲哉、いきものがかりに水野氏、その他)を絡めて書いた本である。
第1章 ヒットなき時代の音楽の行方では、現状までの分析で小...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月12日
脱稿があと2か月遅ければ,「ピコ太郎のPPAPや恋ダンスがヒットした背景も書き加えられたのに~」という著者の嘆きが聞こえてきそうではあるが,全体的に2010年代における日本の音楽市場が,その10年前と比較して変容しているプロセスは理解できた。
前半の第1章~第3章は,ある程度予想できた内容の展...続きを読む
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