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なぜ、同じような業界・経営環境でありながら、繁栄する企業と破綻する企業に分かれてしまうのか?
なぜ、衰退を認識していながら、破綻に至るまでそこから脱却できなかったのか?
破綻する日本企業には「衰退のメカニズム」が存在する。通常は大きな問題を引き起こすことはないし、見過ごしてしまうことが大半である。しかし、ひとたび事業環境が変化をすると、突然牙をむき始めて、ズルズルと業績を下げ、企業を破綻に追いやってしまう、いわば「サイレントキラー」である。具体的には、ミドルによる社内調整、出世条件と経営陣登用、経営陣の資質と意思決定……、といったことが、企業の業績の成否を分けている。御社にはこのサイレントキラーが眠っていないだろうか。また、サイレントキラーの駆動を避けるには、何をすべきだろうか。企業再生の最前線で活躍してきた著者が膨大な現場の生の声と、経営学・心理学の知見から紡ぎ出した経営組織論のフロンティア。
Posted by ブクログ 2017年08月03日
過去にパートや派遣社員をしていたただけに、ただ思っていたことを学術的に解説してくれてとても面白く読んだ。今は社員として所属しているが、なんとなく衰退ぶりを感じていたので、戒めにもなった。
論文を柔らかくした本だが、
最後の統計学は読みたいけど、記号の意味がわからないので、
そこは簡単に解説が欲しか...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月21日
日本人が多い組織には、衰退惹起サイクルが駆動しやすい文化的な癖があると考えられる。
したがって、日本企業において経営者が気づかないうちに、衰退惹起サイクルが駆動してしまい、事業環境に変化が生じるまで気がつかないリスクが存在する。
(事業環境が良いときには、このサイクルは逆に効率的でうまく回るので、気...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月10日
破綻を防ぐためには経営陣が高い経営リテラシーを持ちながら互いに侃々諤々の意見を戦わせながら事業を行っていくこと、またその人事的にも上記のことが行える人を適正に判断し登用していくことが大事だということである。そのことにより外部環境の変化に適合していくことができるという話である。現在の環境変化が著しい時...続きを読む
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