【感想・ネタバレ】ダンス・ダンス・ダンスール 8のレビュー

青春×バレエ!??
淡く繊細な心理描写と心震わす情熱が合わさった異色バレエマンガ!!

主人公は男子中学生の村尾潤平。
潤平は、幼い頃に観た男性バレエダンサーの演技に魅了されるも、父が急逝してしまい、“男らしくない”バレエの道を断念してしまう。
その後はアクション映画監督である亡き父の意を汲み、“男らしくある”ため、格闘技・ジークンドーを習い始める。
しかし、バレエへの未練は消えず、その熱い想いは延々と潤平の中で燻っていた。
そんな彼の前に、ある日、転校生である美少女・五代都が現れる。

都は、教室で男性バレエの大技である「540」を披露した潤平を見て、潤平がバレエに興味を持っていることに気づく。そこで、彼女の母が営むバレエスタジオへ誘ってみるが・・・。

本作は、『溺れるナイフ』のジョージ朝倉先生の十八番である、少年・少女の繊細な心の機微とバレエに対してどこまでも真摯に取り組む熱い想いが描かれています。

また、その美しさと力強さが感じられる絵は、キャラクターをより魅力的にしています。
特に舞台シーンでは、心震わせるピアノの音やダンサーの鬼気迫る踊りがまるで現実かのように感じました。

舞台に至るまでの血の滲むような努力や各々が抱く苦悩と情熱、そして迫真の演技に何度も何度も鳥肌が立ち、感極まって思わず涙を流してしまったときもありました。

男女問わず、感動したいあなたにオススメの作品となっております!

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感情タグBEST3

無料版購入済み

どんどん生川先生のリアクションに虜になっていく。
褒めるところ、相手の良いところはしっかりわかってる、 とんでもなく厳しい先生。

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2024年05月22日

匿名

無料版購入済み

潤平のダンスへの情熱と原動力がすごいなと思いました。ダンスが本当に好きなんだというのがすごく伝わってきます。

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2023年12月25日

購入済み

好きだからこそ没頭できる力ってすごいなと思います。好きだけれどそこまで没頭できない人もいるし、そもそも好きなものが見つからないまま人生を終えてしまう人もいる。生きがいがあることって素晴らしいなと思います。

#アツい #感動する #カッコいい

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2023年07月30日

購入済み

こどもの素直な反応が正直ラスト感動でした!周りを巻き込み、動かしていく潤平の力はすごいです。もっともっとみたくなる。

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2023年05月02日

ネタバレ 購入済み

ひねくれものの王子が・・・

挫折してひねくれてしまっている天くんの
気持ちが共感しすぎました。

そこから立ち直ってバジルを踊るシーンが
めきめき自信が戻ってきたことが
伝わってきてさすがジョージ朝倉先生と
言いたくなります!!

#アツい #感動する #アガる

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2022年09月27日

ネタバレ 無料版購入済み

この先

ここまで破竹のイキオイに見えた潤平の輝かしいダンサー街道に陰りが見える巻です。 長年の鍛錬の末に獲得する「優雅さ」にどれほどの筋肉が必要か・・・><。 優美に見えるダンサーこそ隠れマッチョ?であることを示すお風呂シーンが秀逸

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2023年12月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夏姫が今の所登場人物の中で一番好きだ。
彼女と潤平の対等な感じが好きだし、あの無敵な感じも、そうなれなくてもそこに届こうとする姿勢が良い。
中学生でここまでビシバシ意見を言い合えるのは本当にすごいと思う。
世界を手に入れかけた、という描写が本当に恰好良い。

良かっただけに、黒島さんの登場はタイミングが悪過ぎる。
誕生日を覚えていてくれるのは単純に嬉しいだろうし
黒島さんも悪い子では無いし
好きと言われたら浮かれてしまう気持ちも分かるが
ちょっとぽわぽわした子だから心配になってしまう。
潤平には都や夏姫のようなしっかりした子が良いと思うのだが。

天さんが生川に忠誠が誓えないから良い役が貰えないと言うの、きついな。
生川氏からしたら信用できる人を重用するのは当たり前ではあるのだが
実力だけで評価はしてもらえないのも寂しいものがある。

GINYAが舞台に立ったら、彼を知らない人たちも思わず注目してしまう。
プロの底力。これを浴びたらそれはアンケートも出すだろう。

それにしても、夏姫が泣いているのが可哀想だ。
潤平としては夏姫とは恋よりパートナーという気持ちなのだろうが、それでも押しに弱そうだし
タイミングが違っていたら夏姫の気持ちが実っていてもおかしくなかったと思うのに。

天さんが燻る気持ちも分かるものがあるが。
天才と言われ、踊るのが楽しくて全てを投げ売って打ち込んで、
今になったら潰しも来なくて他に何も出来ない、お先真っ暗。
でもだからってそつなく踊ることしか考えていない人の踊りを見て、
魂を揺さぶられることは無かろう。
潤平によって発破をかけられて、それが今後もプラスに働くと良いのだが。

中村先生が随分潤平を買ってくれていて、綾子先生の厳しい言葉に必死にフォローしてくれているのが微笑ましかった。

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2023年07月30日

購入済み

鈍い

しれっとモテモテ!?の潤平。でも本人がやたらと鈍いのはお約束か。
そして不可能かと思われた課題の結末やいかに。

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2022年08月08日

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