【感想・ネタバレ】ダンス・ダンス・ダンスール 11のレビュー

青春×バレエ!??
淡く繊細な心理描写と心震わす情熱が合わさった異色バレエマンガ!!

主人公は男子中学生の村尾潤平。
潤平は、幼い頃に観た男性バレエダンサーの演技に魅了されるも、父が急逝してしまい、“男らしくない”バレエの道を断念してしまう。
その後はアクション映画監督である亡き父の意を汲み、“男らしくある”ため、格闘技・ジークンドーを習い始める。
しかし、バレエへの未練は消えず、その熱い想いは延々と潤平の中で燻っていた。
そんな彼の前に、ある日、転校生である美少女・五代都が現れる。

都は、教室で男性バレエの大技である「540」を披露した潤平を見て、潤平がバレエに興味を持っていることに気づく。そこで、彼女の母が営むバレエスタジオへ誘ってみるが・・・。

本作は、『溺れるナイフ』のジョージ朝倉先生の十八番である、少年・少女の繊細な心の機微とバレエに対してどこまでも真摯に取り組む熱い想いが描かれています。

また、その美しさと力強さが感じられる絵は、キャラクターをより魅力的にしています。
特に舞台シーンでは、心震わせるピアノの音やダンサーの鬼気迫る踊りがまるで現実かのように感じました。

舞台に至るまでの血の滲むような努力や各々が抱く苦悩と情熱、そして迫真の演技に何度も何度も鳥肌が立ち、感極まって思わず涙を流してしまったときもありました。

男女問わず、感動したいあなたにオススメの作品となっております!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

潤平がどんどん色気もある青年になっていくのは見応えありです。底抜けのポジティブで、バレエや音に対してはかなりの変態さを兼ね備えているところも楽しく見れる要素の一つです。

0
2023年05月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

正しさと勢いの両立の難しさ。
つきはなしたようでいて、見守ってくれている中村先生が良い。
潤平は入り込む深度が深すぎて、細部が吹っ飛ぶ。
それに負けない位基礎とふりを刷り込む必要がある
というのがとても納得だった。

初めて先生に会った時、音に合っていないというのを
カウントに合わせるよう言い換えて基礎を教えてくれてきて、
ここに来て音を好きに取っていいぞという言葉が熱い展開だった。

テレビの関係もあるとは言え、オーディションに夏姫とペアで参加する展開も熱い。

0
2023年07月30日

購入済み

中村先生!

中村先生、初登場時点ではこんな風になるとは思ってなかったなぁ。やはり潤平の素質に惚れ込んでいるのだろう。

0
2022年08月08日

「青年マンガ」ランキング