【感想・ネタバレ】ダンス・ダンス・ダンスール 17のレビュー

青春×バレエ!??
淡く繊細な心理描写と心震わす情熱が合わさった異色バレエマンガ!!

主人公は男子中学生の村尾潤平。
潤平は、幼い頃に観た男性バレエダンサーの演技に魅了されるも、父が急逝してしまい、“男らしくない”バレエの道を断念してしまう。
その後はアクション映画監督である亡き父の意を汲み、“男らしくある”ため、格闘技・ジークンドーを習い始める。
しかし、バレエへの未練は消えず、その熱い想いは延々と潤平の中で燻っていた。
そんな彼の前に、ある日、転校生である美少女・五代都が現れる。

都は、教室で男性バレエの大技である「540」を披露した潤平を見て、潤平がバレエに興味を持っていることに気づく。そこで、彼女の母が営むバレエスタジオへ誘ってみるが・・・。

本作は、『溺れるナイフ』のジョージ朝倉先生の十八番である、少年・少女の繊細な心の機微とバレエに対してどこまでも真摯に取り組む熱い想いが描かれています。

また、その美しさと力強さが感じられる絵は、キャラクターをより魅力的にしています。
特に舞台シーンでは、心震わせるピアノの音やダンサーの鬼気迫る踊りがまるで現実かのように感じました。

舞台に至るまでの血の滲むような努力や各々が抱く苦悩と情熱、そして迫真の演技に何度も何度も鳥肌が立ち、感極まって思わず涙を流してしまったときもありました。

男女問わず、感動したいあなたにオススメの作品となっております!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

主人公(潤平)が楽しそうに踊るから、その気持ちがこっち側にもバシバシ伝わって読んでて本当に楽しい。バレエの話で知識もないけど全く苦にならないのは、きっと潤平が楽しそうに踊っているから。いつも潤平、頑張れって声かけたくなる。
そんな魅力的な主人公がマンガの最新巻。是非手にとって読んで欲しいです。

1
2020年07月11日

ネタバレ 購入済み

ブランコがカッコ良すぎる。確かに足を失ってもダンサー。存在がダンサーという潤平の表現がしっくりくる。どんどん色々な先生の言葉を吸収する潤平が楽しみで仕方ない。

0
2023年05月03日

購入済み

どはまり

とりあえず、今日の午後から初めて読んでここまで読了したことをここに記します...
コロナやらなんやらでパッとしない日々のなか、心にキラキラをありがとう!

0
2020年07月13日

購入済み

最高としか言えない!

前半の桐島よろしくスクールカーストが目立つヒリヒリした所を辛抱強く読んで行く先にこんな素晴らしい漫画表現に出会えるなんて!!
真の漫画らしく最新の知識が分かり、主人公のヒーロー性と時代感が表現されてテンポよく夢がありワクワクする甘美な時間を与えてくれる。
漫画が形骸化する中、本来漫画ってこういうものだよなぁと思うし、ジョージ先生がノッテ描いているのが伝わってくる。
私が漫画に対して感じた快楽がダンスという表現を通して描かれていて本当に面白い。
17巻を買ってからすでに10回くらい読んでます。
手塚先生もなき令和に昭和の魂が残った漫画家が今正に存在しうる奇跡を感じる。

0
2020年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ブランコの落ちぶれた姿にショックを受けるよりも
観て欲しいと言える潤平はやっぱりメンタルが一味違うなと思う。
コンクールで演出は不要なのもわかるが、将来舞台にプロとして立つことを考えれば舞台強さは必要だ。
審査員から声をかけられるのも納得である。

サシュコーと良い感じになるかと思いきや、怒らせてしまうとは。

ブランコとブルックリンで語り合うシーンはとても雰囲気が良かった。
「パとパの間の影に人生がある」。素敵な言葉だ。
そしてブランコのくれた言葉たちでまた深みを増す潤平の踊り。
この進化を目の当たりにして、みんなが引き込まれてしまうのもよく分かる。

0
2023年07月31日

購入済み

ブランコ

衝動を抑えきれずブランコに突撃!そして得られたものとは!?
しかしちょっと想像と違った展開。もしや師事できてしまう!?

0
2022年08月08日

「青年マンガ」ランキング