伊岡瞬のレビュー一覧
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広告代理店「八千代アドバンス」が経営悪化により清算へ。手続きを任されたのは畑違いの制作部の畑井。懸命に作業を進める中負債の返済用資金二億円が社員と共に消え、殺人事件まで...。経済色が強い小説かと思ったら本格ミステリー、ストーリーテラーの面目躍如。Posted by ブクログ
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素晴らしかった。
主人公の親友のことは全く気づかなかったので驚いた。
ただヒロインの存在というか好意は、都合のいい少年漫画的だった。
彼女は田中と恋に落ちるべきだったと思う。
普通、無理でしょ。Posted by ブクログ -
伊岡瞬さん初読み。
結論から言うと、面白かった!
展開がスピーディーでグイグイ読ませてくれます。
作者は根っからの悪を書きたかったそうですが、マジで悪すぎて超絶ムカつきながらも、ページを捲る手が止まらない。
ラストもハッピーまではいかないまでも納得でした!オススメです!Posted by ブクログ -
やっぱ、伊岡瞬はすごい。
うまい!!
最初は突飛に見えた登場人物が少しずつ人間味を帯び、魅力を持ち、気がつけば引き込まれている。
一平のように。。
一気に読み終えましたPosted by ブクログ -
少女殺害の描写が生々しく、子を持つ親の立場としてはとても読むのが辛い物語でした。
ひとつの事件でどれだけ周囲の人間が苦しみを抱き続けなければいけないのか、気持ちが重くなるのですが、しかしストーリーは秀逸で一気に読み進めてしまいます。
伊岡瞬さんの力作ですね。Posted by ブクログ -
最初はえらく突飛な設定かと思ったが、今の世の中絶対にあり得る話しだと思ったし、後書きを読んで20年近く前に書かれた作品だと聞き、そのアイデアの秀逸さに驚いた。
刑事モノの主人公のすべてを仕事に捧げる使命感には毎度驚かされるが、ホントにそんな感じなのだろうか、と疑問には思う。Posted by ブクログ -
不幸な境遇のため、遠縁の達也と暮らすことになった少年・圭輔。新たな友人・寿人に安らぎを得たものの、魔の手は容赦なく圭輔を追いつめた。長じて弁護士となった圭輔に、収監された達也から弁護依頼が舞い込み。
達也と道子のクソ野郎っぷりが凄すぎて一気読みだった。Posted by ブクログ -
めっちゃ面白い!詐欺師とヒモと元刑事という異色のメンバーが組む話なんやけど、めっちゃ好き。特に詐欺師の谷川さんがね、飄々として頭が切れて格好良い。この異色のメンバーが組むのまた見たい。この爽快感がクセになる。代償イメージ一変した(笑)Posted by ブクログ
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この夏、久々にミステリーばかりを読んでいるのですが、とても面白くてすぐに読み終わってしまいました。
主人公の気持ちを考えると胸が苦しくなることばかりでしたが、この本に出会えてよかったです。Posted by ブクログ -
少年法について考えさせられる作品である。
やってることは凶悪犯、しかしカタチだけの罰を受け、世に放たれるが再び罪を犯す。
そこにはられた伏線が回収されながら結末へと。。。
面白かった。Posted by ブクログ