伊岡瞬のレビュー一覧

  • 悪寒
    主人公が頭悪すぎてイライラした。大企業あるあるなのかもだけどこんな扱いされてまで会社にしがみつくの、本当に意味がわからない。あと家族、特に娘に対する接し方もうざくてそりゃそうなるわなと思った。嫁はなんでこんな男が良かったんだろうw

    内容としては序盤に事件発生してから状況が二転三転し続け、後半はそれ...続きを読む
  • 残像
    気分が悪くなるような過激な場面と協力して何かを成し遂げようとしている場面で感情が激しく動いた。

    終わり方がいまいち腑に落ちていないが、読んでいくうちに最初の説明していなかった部分と結びつきとても楽しかった。
  • 奔流の海
    幼い時から父親に当たり屋をやらされていた坂井裕二。父を交通事故で亡くし、大学進学を休学していた旅館の娘清田千遥。
    二人の人生が星空の下で動き出す。
    織姫と彦星のように千里見川の両岸にいた二人が惹かれ合う間に明らかになっていく事実は、切ないが心が温かくなる。
    裕二と実母の再会シーンがどう描かれるのか楽...続きを読む
  • 白い闇の獣
    フィクションでありながら、何よりもリアリティ溢れ、実際に「神など居ない」と常日頃思う自分にとって納得の一冊。
    ラストが少し呆気なさすぎるか
  • 冷たい檻
    「おれは超能力者じゃない。想像してみただけだ。さっきも言ったが、いろいろ考え合わせると、線が一点に集まる」
  • 本性
    物語のスピードも読み易さも良かったが、最後が解決するのかと思いきや、もやもやのままだから続編出して欲しい
  • 朽ちゆく庭
    伊岡さんなので安定感あって終始楽しみながら読めた。

    子供って怖いなと思うし大人は子供を舐めすぎてるのかも。
    めでたしめでたし、て感じじゃないところが良い。
  • 代償
    感想
    読んでいてイライラしてきた。寄生虫みたいな金目当ての親戚が主人公の家を荒らし、両親まで殺してノウノウと生活しているなんで吐き気がする。まだ序盤だけど早く逆転の機会が来ないかな。

    最後の9割くらいまで我慢が続いたが、最後の最後にやっと日の目をみた。良かった。

    あらすじ
    小学生の圭輔は親戚とい...続きを読む
  • 不審者
    なかなか面白かった。
    不穏な空気が漂う描写とストーリーで進み、
    予想外の結末に至る。
    いろいろ豆知識も興味深かった。、
  • 代償
    とてもダークで世の中の暗い醜い部分がわかる本。
    特に主人公圭輔の親戚である達也の下衆さがなんとも言えない。これ程まで胸糞悪い人間がこの世には五万といるんだろうと思う。
    結局最後は圭輔と親友の寿人のタッグで達也を成敗し、爽快感で終了。
  • 白い闇の獣
    事件の内容が痛ましく、また、描写がリアルすぎて、読み進めるのが辛くなるほどのリアリティだった。
    作者自身も世に出すのを迷ったと書いてあるが、あまりの写実さが与える影響などを考慮してのことだろう。
    確かに言う通り、予備知識などなくても、背景を理解しやすいが、その分感情的に入り込みやすく、辛すぎる部分は...続きを読む
  • 瑠璃の雫
    娘を誘拐された老人との交流で家庭が破綻して傷ついた少女がなんとか生きていくのは良かったと思った。丈太郎さんが娘について事実を知った上でとった行動には考えさせられる所があった。そしてその家族の様子にたどり着いた美緒が自分の家族において決着を付けようとして充の決断に納得が行かないさまも今までの辛さを考え...続きを読む
  • 残像
    出会い/計画と実行/発覚/報酬

    浪人中の一平くん。バイト先で倒れた葛城の帰宅に付き添ったことで出会ったのは、彼の経験の範疇を超えた人たちだった。
    なぜ?なぜ?どうして?どうして?
    そんな思いが積み重なって行く。背景にあったものが表れて少しわかってくる。
    彼女らの選んだ未来が明るいといいなぁ
  • 残像
    浪人生の一平は、バイト先て倒れた葛城に付き添って行った自宅のアパートで三人の奇妙な女性と少年に出会う。その女性の一人の夏樹にもうこのアパートに来るなと言われるがその真相とは

    主人公の一平は決して器用でない分、進路のことで父親とも関係が悪い。最初は聞き分けの良くない父親の印象に悪いイメージを持ったけ...続きを読む
  • 代償
    一部は読むに読めないぐらいの嫌悪感があり読むのやめてしまおうかと(笑)いうぐらいでした。
    二部に入りホットしながらも一気読みし最後は納得できる結末。おもしろかったです。
  • 代償
    前から気になっていた本と作家さんで、ストーリー展開がおもしろく一気読みしました。

    後半の謎解き的な部分があっさりしていて物足りなさを感じたのと、悪役の人物にはもっとスケールの大きな悪事をやらせるともっと盛り上がったのかなと思いました。
  • 残像
    あらすじを読んでオモシロそうと感じたので、
    読んでみました。
    スローテンポな展開でしたが、
    2つの関係なさそうな物語の
    繫がりが見え始めると一気に面白くなり
    結末を知りたくてあっと言う間に読み終えてしまいました。
  • 残像
    著者とあらすじに惹かれて買いました。関係のなさそうな2つのストーリーが交錯していくのに引き込まれました。だれることなく常に盛り上がり、一気に読み終えました。エグい描写がありながら青春のような読後感でした。想像を超えるような衝撃はなかったですが、それが逆にリアルでした。
  • 本性
    短編集のようになっているので、チビチビと日数を掛けて読みました。

    サトウ ミサキ に翻弄される男達。
    なぜ、サトウ ミサキによって男達の人生が崩壊に向かって行ったのか。後半までそれは謎のまま。

    下ネタが好きでは無いので、性の描写が生々しいのが嫌でしたが、それでも面白かった。

    安井と宮下の関係性...続きを読む
  • 本性
    初めて伊岡先生の本を読む。coverがあまりにもはちゃめちゃで目立っていただけなのだが、読み進めるると片仮名のサトウミサキが妙に1人歩きし出してなんだこれは悪女の物語か?私の好きな分類では無いなぁと思っていると刑事が出て来て待て待て私の好きな方向になって一気読みしてしまいました。これは代償も読んでみ...続きを読む