帝都メルヒェン探偵録作品一覧

  • 天方家女中のふしぎ暦
    4.0
    奥様は幽霊!? 『帝都メルヒェン探偵録』の著者が贈る、うるっときてきゅんとする、幽霊×女中の新たな物語! 昭和五年、天涯孤独の少女・結月は霊感が強いことから周囲の人に気味悪がられていた。奉公先を追い出され、田舎から帝都・東京に出て仕事を探していた結月は、天方家で女中として雇われることに。天方家は、穏やかな主人の涼、朗らかで天然な奥様の閑子、素っ気ない息子の漣の、一見普通の三人家族。しかし実は、怪現象が次々起こることから、女中がすぐに辞めてしまう、いわくつきの家であった。働き始めた結月の日常は、主人の怪しい仕事を手伝わされたり、息子の式神に見張られたり、庭の大蝦蟇に話しかけられたり、子犬の霊につきまとわれたりと、奇怪な出来事に大忙し。しかし天方家には、さらに何か大きな秘密があるようで……。結月が女中として働く天方家をめぐる、不思議な日常と奇妙な事件を描いた傑作和風ファンタジー。エブリスタ人気連載、待望の電子書籍化!
  • 帝都メルヒェン探偵録
    3.7
    伝統とモダンが、新たな市民文化を花開かせる帝都。 ドイツ人の母を持つ華族の青年・千崎理人は、職を得ようと訪れたサロンで、謎の美少年と出逢う。 少年は、理人の望み――職と住まいを用意する代わりに、グリム童話に擬えた『名前当て』の賭けを持ち掛け……。 さらに「自分が事件を解決するから、『探偵』として表に立ってほしい」と頼むのだった。 華やかな昭和の初めを舞台に、理人は「少年助手を従えた美貌の探偵」として、様々な事件に巻き込まれていく。
  • ホラーグッド! ~おかず開発部へようこそ~
    -
    第3回お仕事小説コン「楽ノベ文庫賞」受賞作! 勤めていた会社が倒産し、転職先を探していた小神日那子が偶然見つけた『おかず開発部』のポスター。料理のおかずと思いきや、『おかず』=『オカルトグッズ』の略称だった! ホラーが苦手ながらも、日那子は少し風変わりな先輩や上司に囲まれながら、ホラーグッズの開発に関わっていくことになる。 ホラー風味のショートストーリー集。 ●目次 ファイル1  :引きずり這いずり幸子さん(仮) ファイル2  :遊女の小指 ファイル3  :影踏み鬼 ファイル3・5:小神さんと小虎 ファイル4  :はじめての御使い サンプル4・5:幸子さんは語りたい サンプル5  :おばあさんと猫 ]サンプル6  :ネクタイ、締めませう サンプル7  :イタズラか、ゴチソウか ファイル8  :メリーさん人形はいかが? ファイル9  :鬼市の誘惑 ●著者:クロサキリク 長崎生まれ宮崎育ちの九州人。第四回ネット小説大賞を受賞し、2017年『白いしっぽと私の日常』(ポニーキャニオン)でデビュー。また、第六回同賞にて『帝都メルヒェン探偵録』(宝島社/黒崎リク名義)がグランプリを受賞。本屋と洋館と博物館巡りが好き。 ●カバーイラスト:紡きいと

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