いろ色イロの検索結果
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記録17号
手中の、きわめてハンディなカメラに装着された、まるで猫の目ほどの透明なレンズ一個の光軸に拠って、ほんのささやかな指先のストロークに過ぎないにせよ、ぼくは世界を呼び込み、あるいは世界に呼び込まれ、写すという一点で、都市と人間の迷路を回遊しつづける。そして、巷間を目撃し、直感し、歩き捜し求めるという街頭スナップカメラマンの有り様は、ハード・ボイルド小説とつながる感じもある。路上で、しばしば意気ごんだり途方に暮れていたりするからだ。(「記録 第17号」より 著者コメント) 2010年9月に刊行された森山大道の私家版写真誌「記録 第17号」を電子書籍化。同年7月半ばに札幌市街と石狩河口の町で撮影されたデジタル&カラースナップ集。北国にやって来た束の間の夏を享受する、見知らぬ街角、見知らぬ人々。大道が目撃した色イロ。 森山大道(もりやま だいどう)/写真家。1938年10月10日、大阪府生まれ。岩宮武二スタジオを経て細江英公の助手となり、1964年より独立。ハイコントラストで粒子の粗い“アレ・ブレ・ボケ”と称される独自のスタイルを確立するなど、既存の写真表現をラディカルに挑発し続け、世界的にも高い評価を得る。「量のない質はない」というポリシーのもと、現在でも膨大な数のストリートスナップを撮り続けている。近年の写真集に『NAGISA』『LABYRINTH』(Akio Nagasawa Publishing)、『カラー』『モノクロ』(月曜社)、『実験室からの眺め』(河出書房新社)など。 -
弱虫刑事にバラ色の銃口
警視庁四課所属の刑事・須藤剛(すどう・つよし)は、コワモテとデカい声だけが取り柄のビビり刑事。ある極道事務所への家宅捜索(ガサ入れ)の日、須藤は偶然、組員の色(イロ)として監禁されていた中学時代の同級生・棗冬(なつめ・ふゆ)と再会する。幼少期に何者かに両親を惨殺された棗は、未だに捕まらない犯人を追うため、たったひとりで手掛かりを集めまわっていたのだった。初めて聞く棗の本心に心を動かされた須藤は、棗と同居しながら事件の犯人を追うことに。でも、元ヤクザの色(イロ)と送るひとつ屋根の下での生活には、気持ちイイこともいっぱいで――。破天荒な棗との同居生活の行方は? そして、棗が探し続ける真犯人とは――? ビビり刑事×ヤクザの色(イロ)の、フルスロットルな同居物語。