斎姫繚乱シリーズ作品一覧
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4.0長和元年(1012年)春。さらに美しさを増してゆく宮に、どう接していいかとまどう義明。一方、女人となった宮は自分でも驚くほど不安でいっぱいだった。そんな折、立后目前の女御妍子が失踪。内裏を捜索した宮は、珍しい白い花の描かれた屏風と花の香りが気になるのだった。現世(うつしよ)の花ではない、夜の花――。その香りで、ヒトの本音に気づかせる……。宮と義明の本心とは……!?
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4.0平安歴史ファンタジー 第2部第3弾! 長和元年(1012年)冬。関院では禁を破って現世に降りた都姫(香久夜)を夜の世界に連れ戻すための追っ手、火鼠が繁殖して、不審火が頻発していた。逆に火鼠を利用して、中宮妍子を襲おうと企む都姫。巨大になった、火鼠を前に成す術がない宮は、己の力不足を思い知らされる。<神の子>であり続ける意味を見失い傷心の宮がとった行動は……!?
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4.5〈神の子〉宮の復活は――!? 「斎姫」第2部スタート。寛弘8年(1011)秋。〈神の子〉宮は眠ったまま……、突然、繭のような光に包まれてしまう。一方、都では眠っているあいだに受領の娘たちが亡くなってしまうという事件が、頻繁に起こっていた。宮を狙って……? それともヒトならぬモノ、香久夜が事件に関わっているのか……? が、どうすることもできない義明。やがて光が消え目覚めた宮には、異変が!?
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-長和2年(1013年)秋。敦康(あつやす)親王の許婚者(いいなずけ)、琴姫は香久夜が女房として出仕した直後、突然の高熱で病に伏せる。宮は香久夜の仕業ではないかと疑い、義明は高熱の原因が龍と知り、宮の式神の水曜星ではないかと疑う。互いに本心を言えず気まずい宮と義明。だが、病の原因は宝珠(たま)に棲む火龍だった。封じるには、生命が必要という。義明は宮を助け、自らの生命(いのち)を捧げた。そして……!?