森江春策の事件簿シリーズ作品一覧

  • 異次元の館の殺人
    3.8
    証拠品鑑定のため、粒子加速器をもつ研究施設を訪れた検事の菊園綾子。だが鑑定中に加速器が暴走し始める。一方、調査のため弁護士の森江春策と共に西洋館を訪れた菊園は、密室殺人事件に遭遇する。菊園が推理を披露しようとしたそのとき、加速器の影響で彼女は異次元へ飛ばされてしまう! 真相を見抜かないと元の世界に戻れない!? 奇想爆発の本格ミステリー。
  • 時の審廷
    3.0
    1巻1,672円 (税込)
    戦中のハルビン、戦後の日本、そして現代――。数多くの謎に満ちた事件が起こり、交錯するとき、日本を震撼させる出来事が明かされる! 磐石の地位を保ってきた政権党から第二党への初めての政権交代なるかが注目された総選挙の投開票日に、東海地方での地震予知情報の発令が。そしてその日、弁護士兼探偵の森江春策に「日本分断」と告げる謎の電話があった――。
  • 時の密室
    3.8
    明治政府の雇われ技師エッセルは、謎の館で偶然死体を発見するが、その後死体は消失した。昭和45年、医大生氷倉(ひくら)は河底トンネルで、そこにいるはずのない友人の刺殺体に遭遇した。そして今<路上の密室>事件を追う森江春策の前に、明治・昭和の未解決事件が甦る! 2001年本格ミステリ・ベスト10第2位に輝く傑作。(講談社文庫)
  • 時の誘拐
    4.3
    府知事候補の娘樹里が誘拐された。身代金運搬に指名されたのは全く無関係の青年阿月。だが大阪の都市構造を熟知した犯人の誘導で金を奪われ疑いの目は阿月自身に。彼の汚名をすすぐべく乗り出す素人探偵森江だが、捜査の先には戦後の大阪で起きた怪事件の謎が!? 過去と現在が交錯する著者屈指の傑作長編。(講談社文庫)

最近チェックした本