内田春菊作品一覧
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-「うーんとセラピー」は「ムントセラピー」のだじゃれになっているとか。「ムント」は「口」という意味なので「お口でなおしてあげちゃう」と訳すとなんと意味深な、とは著者。各タイトルは、「青春に意味はあるか」や「ウソはホントに楽しいか」、「『発言はむずかしい』」など、ふだん見過ごしてしまうようなことを独特の視点で語ってくれます。例えば「『かみのけ』と『かわ』のかんけい」では、美容院で洗う前に切った髪の毛を美容師さんに「お持ちかえりになります?」と聞かれ、以前、包茎手術もする医師への取材をしたことを思い出す。その時、「切りとったかわを、持ちかえる人はいましたか」と質問したんだとか。それからさらに、「持ってかえる人がいるとしたら、どんな人かしら」ということが気になり、ひとつの話を思いつき、物語ができていく。さて、それは・・・。
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-青春は時に無残で残酷。日常くんをとりまく人間関係と、壊れていく友情と恋愛。4コマでありながら強烈なストーリー性が「まんがくらぶ」連載中から評判になった。内田春菊の4コマ意欲作。
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-『南くんの恋人』、『わたしたちは繁殖している』、『ファザーファッカー』等など、漫画・小説・エッセイにおいて様々なヒット作を生み出してきた著者の最新作。温暖化によって水面の上がった海辺の町で暮らす少女シータは、シダや蘇鉄やハイビスカスの中を歩いて学校へ。そこへ21世紀に生きる少女サクヤから電波が届き、通信が始まる。新境地、環境ファンタジー。当社webマガジンで連載作の単行本化。
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-響きわたる時報はしつこさを増し、「生意気女」は次々と殺される。支配を強める「むじゃき大王」を残し、私たちは旅立つことができるのだろうか? 現代女性のカオス的苦境をポップに描く長篇ファンタジー続篇。
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-「これはこれはこれはこれは!」この街では、王様の奇妙な生声が時報の代わりに響きわたる。それが仕事だと信じて疑わない「むじゃき大王」と、その支配に染まったおかしな住民たち。軽妙な会話文で強烈な風刺が繰り出される、異色の長篇ファンタジー第一弾。
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-私の知らない私がいる――篠塚留可は婚約が破談になった過去を持つ独身女性。このところ毎夜悪夢にうなされ、目覚めると体にはキスマークと精液が…。欲望のまま暴走する蝶に憑依された女たちは淫らに男を求めだす。今宵も始まる蝶々たちの狂宴…。