大橋薫 - 青泉社作品一覧
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-私のほしいものを全部持っているあの女が憎い…! ずっと好きだった、バツイチの同僚とつき合うことになった恵。彼の元妻はすでに再婚しており、恵たちの仲がうまくいくようアドバイスしてくれる。親切な元妻に感謝していた恵だったが、次第に彼女の言動に違和感を感じて…。(『FAKER』香月れい)反抗期の娘と浮気疑惑のある夫に嫌気がさした主婦は、太って冴えない自分とは対照的に美しさをキープし、夜の生活も充実している友達をうらやましく思い、彼女に勧められるままマッチングアプリに登録して…。(『マッチングメビウス』大橋薫)他人の幸せを妬み、自分より不幸にしようと策略をめぐらす女たちの醜悪な姿を描いた6作品を収録した『女の犯罪履歴書』第47弾。
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-私は親切で気が利く隣人でしょう…? 引っ越し先の住人たちに好かれたい、仲良くなりたいと思うあまり、過剰なプレゼントをしたり、留守宅に入って洗濯物を取り込んだりする主婦。しかし、隣人は自分たちの生活を知りすぎている彼女を気味悪がるようになり…(『溺れる手』大石エリー)。マンションで子供と暮らすシングルマザーのもとに、脅迫めいた手紙や無言電話の嫌がらせが続く。子供の騒音に怒った隣の住人の仕業なのか…?(『危ない隣人たち~脅迫~』成毛厚子)普通の顔をした隣人が実は狂気を隠し持ち、自分たちを監視する恐怖を描いた6作品を収録した『女の犯罪履歴書』第44弾。
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-彼氏を横取りした大嫌いな女に仕返しを……。「運命の相手だから」と言って私の彼氏を略奪したくせに、半年で次の男に乗り換えて彼を突き返してきたあの女。私と同じ思いを味わわせるため、仕事を口実に彼女の新しい男に接近して…(『彼女の彼』朔本敬子)。中学の女子4人グループのひとりが殺された。男子にモテたり一流高校への推薦が決まったりとグループ内の幸せを独り占めしていた彼女が遺した不思議な鈴を巡って、残された3人の偽りの友情が暴かれて…!?(『鈴が聴こえる…』瀬口恵子)女同士の醜いマウントの取り合いが引き起こした殺人劇を描いた5作品を収録した『女の犯罪履歴書』第36弾。
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-いくら尽くしてもお金と身体を搾取されるだけ。「本命」にはなれない私…。昭和初期、故郷を捨てて愛する龍之介と駆け落ちし、上京したひさ江。しかし、派手な生活で借金を抱えた龍之介に連れて行かれたのは、女が身体を売る場所だった…。(『夜想曲』安藤なつ)人魚の首を祀る神社がある村に、大学のサークル合宿で訪れた恵美子とその恋人の矢島。他の女といちゃいちゃする矢島に対して何も言わない恵美子は、周囲から「都合のいい女」と言われていたが、心の内ではある決意を固めていた…。(『生首問答』大橋薫)愛する人に利用され捨てられた女たちの悲哀や復讐を描いた5作品を収録した『女たちの事件簿』第41弾!!