365日間作品一覧
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-彼のネクタイで両手を縛り、目隠しをして命じる。 「その舌で、私が達するまで奉仕しなさい」 1年前、研修先で知り合った内気なグラハムと最終日に笑顔で別れて以来、ジュリアは倒錯的な夢想に悩まされ続けている。 “わたしの部屋に来ない?”と、彼を誘いたくてたまらなかったのに、勇気が出なかった。 返事がイエスだったら、彼を部屋に入れネクタイで両手を縛るか目隠しするかして、わたしが達するまで舌で奉仕しなさいと命じただろうか。 暴れ馬に乗るように彼に跨がって、わたしの名前を彼が叫ぶまで腰を振っていただろうか。 様々な妄想が頭を駆けめぐったあと、最後に行きつくのは決まって同じ―― 目の前にひざまずき、彼女の望みのままの行為をするグラハムの姿……。 やがて、運命の再会の日は突然訪れた。出張で彼の住む街で足止めを食らったジュリアは、彼に電話をかけてみたのだ。 案内されたレストランで、ディナーの間中、夢中でエロティックな妄想に耽っていた彼女は気づきもしなかった―― 目の前の従順そうな彼もまた、この1年、自分へのとてつもなく淫らな妄想を膨らませ続けていたとは。
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5.0
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-【この作品は同タイトルの1話~3話を収録した合冊版です。重複購入にご注意ください。】「お前の×××なら――食える!!」…ってどんな愛の告白ですか!!?過去に出会った男性は金とセックス目当て、加えて前の旦那はほぼ無職のDV男。そんな男運のないバツイチTL漫画家の次なる刺客は…変態性癖持ちの既婚男で!?告白では“デート”か“×××”かどっちか選べと変な二択で迫られ押し切られ、いざデートになったら即ラブホ。そしてどんなに『×××』を拒否しても虎視眈々と狙ってくる、彼の性に対する異常な熱意には脱帽せざるを得ない…。既婚者と不倫関係、おまけに変態…だけれども男性不信を拗らせていた私にとって本当に良い人なんです――!?
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-1,450円 (税込)父と息子が見た、生きものと乗りもの 著者紹介 2017 [00]無意識の光 目次 [01]ラトバラくんの顔 [02]イタリア人のうた [03]ドライバーたちの息子 [04]ランチアのこと [05]インディの風 [06]ル・マン365日間 [07]むきだしのF1 [08]セナ解禁日 [09]モータースポーツの兄弟 [10]フィンランド・ラップ [11]1000キロの大きさ [12]スペイン生まれの夢 [13]鈴鹿の剣さん [14]靴を脱ぐ日 [15]雨の記憶 [16]めざめたサーキット [17]横綱へのエール [18]赤と白のクリスマス [19]トミカの富田さん 2018 [20]ふたつのダカール [21]ダカールの微笑み [22]冒険のはじまり [23]雪の結晶 [24]F1のかっこよさ [25]あふれてくる [26]ニッポンのGGT [27]うなるミツアナグマ [28]うかびあがる [29]ジャイアント [30]ポータブル [31]跳ねまわる馬 [32]あたらしい3分 [33]なにかが起こる [34]ドイツうまれ [35]はじめての前に [36]未来のドライバー [37]スタートライン [38]キミ語 [39]知ってしまった [40]ニューウェイさん [41]レースそのもの [42]名場面 [43]歴史のはなし [44]乗りものと生きもの 2019 [45]赤いイノシシ [46]砂の上で強く生きる [47]魔法の時間 [48]翼のはえた目玉 [49]驚異の新人 [50]まあたらしい心臓 [51]漆黒の地響き [52]雨の天使 [53]スピードの向こう側 [54]富士が愛でる [55]透明な「閾(しきい)」 [56]父と子の物語 [57]絶えざる時間 [58]自然をこえる [59]服=細胞膜 [60]まるで映画 [61]三十一歳のヒーロー [62]深い瞳 [63]番狂わせではない [64]ほんとうの声 [65]集まってくる [66]ありがとう [67]つながっている [68]銀色の横綱 [69]天才たち 2020 [70]砂漠のバラ [71]理想のラップ [72]砂漠の井戸 [73]やるべきこと [74]自分オリンピック [75]無音の熱狂 [76]生命のアクセル [77]分母と分子 [78]透明な手 [79]命あるもの [80]未来の香り [81]呪いを払う [小説]ブルドッグのアイルトン 奥付 裏表紙
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-スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は瀬古利彦氏の物語をお伝えします。 1956年(昭31)7月15日、三重県桑名市生まれ。四日市工時代に陸上中距離で頭角を現し、早大入学後はマラソンに挑戦。福岡国際3連覇をはじめ、ボストンなどの海外でも優勝しマラソン界の第一人者として活躍。通算のマラソン戦績は途中棄権なしの15戦10勝と無敵を誇りました。一方、五輪では全盛期の80年モスクワ大会は日本の不参加で出場できず、84年ロサンゼルス大会は14位、88年ソウル大会は9位。時代の不運に泣かされましたが、日本のマラソン黄金時代をけん引したスーパースターです。 365日間、生活をともにした恩師・中村清氏との二人三脚での挑戦の日々、宗茂・宗猛兄弟そして中山竹通氏らライバルたちとの熱い闘い…。マラソンに人生をかけた瀬古利彦氏の栄光と苦難の物語をお届けします。