適応行動作品一覧
-
-
-
-昨今では情報科学の進歩に加えて、コロナ禍の拡大に見舞われ、生活環境が激変してまいりました。そのため、わが子や孫とどのように接したら良いかが掴めず、困惑しておられるお方が多いのではないでしょうか。本書は筆者が40数年間に渡って教育現場で体験してきた今日でも十分に役立つ事柄を中心に纏めたものです。 第1は将来を見据えたとき、どのような子どもに育てることが望ましいかです。第2は豊かな感性、思いやり、勉強のやる気等の生きる力です。第3は家庭生活や社会生活で発生しがちな不適応行動への対応です。第4はスマホとの関わり方です。 本書は両親や祖父母に読んで頂きたいと思いましたので、平易な言葉で日常の会話をしているつもりで執筆しました。また、章立ても他の章とは関係なく読めるように心掛けました。
-
-
-
-
-
-
-
2.0
-
-子どもの不適応行動として不登校を例にとると,不登校児はいじめや成績不振などの先行刺激を回避し,居心地のいい家にいることによる不安の軽減や安全確保という利益(強化)を得て不登校が長期化する。その解決には,個々の不登校にはどのように「回避・強化機制」が働いているかを分析し,学校復帰に向けた行動変容を促すアプローチを適用しなければならない。 本書は,行動療法の歴史と理論背景を解説したうえで,心や行動の問題に適切に対処するための機能分析の方法とさまざまな行動療法の技法を紹介し,抜毛症や場面緘黙,強迫症といった子どもにみられる15の疾患や問題行動について豊富な事例とともにその見立てと臨床アプローチの実際を示す。 子どもの心の臨床を目指す学生や心理専門職,また学校や幼稚園・保育園の先生,さらには子どもの問題行動に悩む保護者の方などにも参考となるテキストブック。