被用者作品一覧

  • 医療保険の基本構造【HOPPAライブラリー】
    -
    1巻5,280円 (税込)
    本書は,これまでほとんど顧みられることのなかった「社会保険」という制度概念の探求とその豊富化を行うものであり,わが国の社会保障政策とそれをめぐる理論状況に一石を投じようとするものである。  わが国の社会保障制度の充実は,20世紀の経済成長によるところが大きいが,これを可能にしたのが被用者保険制度の存在であることは,国民の基礎教養として共有されていない。  筆者の社会保障法研究は,大学院以来,すでに20年を経ようとしている。その大きな柱は,制度概念としての「社会保険」の探求であり,『医療保険の基本構造――ドイツ疾病保険制度史研究』を1997年に北海道大学図書刊行会より上梓した後も,折りにふれて研究業績を地道に発表し続けてきた。本書は,これまでの未発表論文と加筆修正を経た公表論文をまとめることにより,筆者の「社会保険」研究の集大成をねらうものであり,これを出版して世に問うことの意義は限りなく大きいと考える。

    試し読み

    フォロー
  • 経済がわかる 論点50 2016
    -
    日本有数のシンクタンク・みずほ総合研究所のエコノミストの選んだ50の論点を読むだけで、2016年の国内外の経済の重要な動きを先読みできる一冊です。 50の論点の構成は、「日本経済」「海外経済」「金融・マーケット」「制度・政策」「ビジネス・社会」(第II部の各章)ごとに10の論点を解説します。 「消費再増税と軽減税率はどうなる」「米国景気は回復、それとも長期停滞」「中国経済はソフトランディングできるか」といった定番の国内外経済の見通しはもちろん、「日経平均は20年ぶりに2万2000円を超えるか」「日米の金融緩和政策の出口はどうなる」「円安トレンド・超低金利・原油安はいつまでまだ続くのか」といった金融・マーケットのトピック、「マイナンバー導入で何が変わるのか」「被用者保険の適用拡大」「女性活躍推進法」などの制度の解説、さらには「インバウンド観光」「ビッグデータ」「格差問題」など、読む方の生活に密接した話題について網羅します。 読む方に、理解するように努めて読ませるのでなく、コンパクトな解説と図表を駆使して読めば頭に入るようにと、読みやすさを工夫しています。 一方で、好評を得ている、ワールドビジネスサテライトのコメンテーターも務める高田創チーフエコノミストによる、プロにとっても読みごたえのある、2016年の国内外の経済を包括して理解できるストリーライン「けん引が交代する「端境期」を迎えた世界経済――発想の転換が求められる日本経済」を第I部で提供します。
  • 社会保険の構造分析 : 社会保障における「連帯」のかたち
    -
    1巻3,850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「社会保険」とりわけ被用者保険の否定は、わが国の社会保障制度の大幅な後退という事実につながるのである――本書は、2007年に急逝した筆者が精力的に発表してきた論考を元に、「社会保険」制度概念の探究と豊富化を目指す。筆者の「社会保険」研究の集大成。

    試し読み

    フォロー
  • スキルアップ年金相談 第2集
    -
    弊社刊の業界専門誌「週刊社会保障」での人気連載「スキルアップ年金相談」の2015年4月~2018年8月分までを書籍化。多くの反響が寄せられている人気シリーズの書籍版「第2集」です。2015年8月既刊の第1集に続き、今回も各所で年金相談業務にあたっている相談員向けに、特に注意を要する「難しいケース」を数多く取り上げ、一問一答形式にて必要知識をコンパクトにまとめています。相談業務にたずさわる「専門家としての心構え」にも言及し、前作同様、相談業務に「必携の書」として待望の刊行です。複数の制度が複雑に絡み合い、相談者一人ひとりの状況に即して、きめ細かい対応が必要とされる年金相談。本書では新たな動きとして「被用者年金の一元化」「10年短縮年金」に関して別章を設けて解説、外国人や海外居住などのテーマも盛り込み、直近のテーマに対応して幅広く解説しています。また、東日本大震災より7年が経過した時点で、当時の被災地での社労士の対応について回顧した特別編「東日本大震災アーカイブ」も収録。

    試し読み

    フォロー
  • デジタルプラットフォームと労働法
    -
    “ウーバー配達員は「労働者」か?” ギグワーカー問題の根底に迫る ウ―バーイーツなどデジタルプラットフォーム・ビジネスの台頭は、単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」の登場など従来とは異なる社会現象を生み出し、労働法の世界にも新たな課題を投げ掛けている。この近時の大きな変化のなか、これらを近視眼的に捉え法技術的な議論を展開するだけでは、問題の本質に迫ることは難しい。そもそも労働法はどのような社会状況のなかで生成し、展開され、今日に至っているのか。プラットフォーム・ビジネスの出現と成長が、労働法の基盤や構造にどのような課題を投げ掛けているのか。そのなかで各国はどのような法制度の改革を行おうとしているのか。問題の解決に向け、本書は労働法の基底にある「労働者」概念にまで遡り、日本・ドイツ・フランス・イギリス・アメリカを対象に、歴史的・比較法的な視点からプラットフォーム・ビジネスがもたらす課題と展望を明らかにする。 【主要目次】 第1章 問題の所在と日本法の状況(水町勇一郎) 1 問題の所在 2 日本法の状況 3 本書の課題と構成 第2章 ドイツ法(橋本陽子) 1 はじめに 2 労働者概念の生成 3 具体的な労働者性の判断基準(判断要素) 4 社会保険法上の「就業」概念 5 最近の動き 6 自営業者のための特別法 7 むすび 第3章 フランス法(水町勇一郎) 1 はじめに 2 歴史――「労働契約」概念の生成と展開 3 動揺――「プラットフォーム」型就業と「労働契約」概念 4 現在の「労働契約」概念――その解釈枠組みと判断要素 5 むすび 第4章 イギリス法(石田信平) 1 はじめに 2 Employeeの概念 3 Workerの概念 4 ギグワークの労働者性とWorker概念改革案の動向 5 むすび 第5章 アメリカ法(竹内(奥野)寿) 1 はじめに 2 被用者概念及び判断基準の歴史的展開――2つの潮流 3 主要な労働・社会保障立法における被用者概念及び判断基準 4 プラットフォームエコノミーの進展と就労者保護をめぐる動向 5 むすび 第6章 各国の要約と比較法的考察(水町勇一郎) 1 分析の視点 2 要約 3 比較分析 4 むすび――日本への示唆と課題 【著者】 石田信平(いしだ・しんぺい):専修大学法科大学院教授 竹内(奥野)寿(たけうち(おくの)ひさし):早稲田大学法学学術院教授 橋本陽子(はしもと・ようこ):学習院大学法学部教授 水町勇一郎(みずまち・ゆういちろう):東京大学社会科学研究所教授
  • 保険診療 基本法令テキストブック 医科 令和5年4月版 医療保険制度の概要と関係法令
    -
    1巻2,640円 (税込)
    保険診療・請求事務に必要な基礎知識をこの一冊に凝縮 医療機関におけるさまざまなスタッフ向けのテキストとして好評です。 保険診療・請求事務に必要な基礎知識や診療報酬の請求・支払いのしくみ等をコンパクトにわかりやすく解説しています。 (公財)日本医療保険事務協会が実施する、全国一斉統一試験「診療報酬請求事務能力認定試験(医科)」受験のための参考図書として活用していただきたい一冊です。 【目次】 第1章 医療保険制度の概要 1.医療保険制度 2.被用者保険 3.国民健康保険 4.後期高齢者医療 5.医療保険関係法規 第2章 公費負担医療制度の概要 1.公費負担医療制度 2.その他の医療保障制度 第3章 保険医療機関と保険医 1.保険医療を行う医療機関と医師 2.保険医療機関の指定と保険医の登録 3.保険診療に係わる施設基準等 第4章 療養担当規則 1.保険診療の方針と診療録の作成 2.保険医療機関の責務 第5章 診療報酬請求と審査制度 1.保険診療のしくみ 2.診療報酬の請求 3.総括 4.診療報酬の審査制度 第6章 医療関係法規 医療法・医師法等、関係法令の関連部分を抜粋 〈参考〉介護保険制度 1.介護保険制度の概要 2.医療機関と介護保険 【著者】 社会保険研究所 私たち社会保険研究所は、社会保障とともに歩みを進めてきました。 医療・介護・福祉・年金・労働について、その現場での実践に取り組むみなさまが必要とする情報媒体とツールを提案してご活用いただき、80年の歴史を重ねることができました。 私たちには、歴史のなかで蓄積してきた情報と、社会保障に対する思いがあります。この財産を、今後の社会保障の新しい展開のなかで、さらに多くのみなさまの実践においてご活用いただけるように、次の一歩を踏み出していきます。
  • 保険診療 基本法令テキストブック 医科 令和6年度版 医療保険制度の概要と関係法令
    NEW
    -
    1巻2,860円 (税込)
    保険診療・請求事務に必要な基礎知識をこの一冊に凝縮 医療機関におけるさまざまなスタッフ向けのテキストとして好評です。 保険診療・請求事務に必要な基礎知識や診療報酬の請求・支払いのしくみ等をコンパクトにわかりやすく解説しています。 (公財)日本医療保険事務協会が実施する、全国一斉統一試験「診療報酬請求事務能力認定試験(医科)」受験のための参考図書として活用していただきたい一冊です。 【目次】 第1章 医療保険制度の概要 1.医療保険制度 2.被用者保険 3.国民健康保険 4.後期高齢者医療 5.医療保険関係法規 第2章 公費負担医療制度の概要 1.公費負担医療制度 2.その他の医療保障制度 第3章 保険医療機関と保険医 1.保険医療を行う医療機関と医師 2.保険医療機関の指定と保険医の登録 3.保険診療に係わる施設基準等 第4章 療養担当規則 1.保険診療の方針と診療録の作成 2.保険医療機関の責務 第5章 診療報酬請求と審査制度 1.保険診療のしくみ 2.診療報酬の請求 3.総括 4.診療報酬の審査制度 第6章 医療関係法規 医療法・医師法等、関係法令の関連部分を抜粋 〈参考〉介護保険制度 1.介護保険制度の概要 2.医療機関と介護保険 【著者】 社会保険研究所 私たち社会保険研究所は、社会保障とともに歩みを進めてきました。 医療・介護・福祉・年金・労働について、その現場での実践に取り組むみなさまが必要とする情報媒体とツールを提案してご活用いただき、80年の歴史を重ねることができました。 私たちには、歴史のなかで蓄積してきた情報と、社会保障に対する思いがあります。この財産を、今後の社会保障の新しい展開のなかで、さらに多くのみなさまの実践においてご活用いただけるように、次の一歩を踏み出していきます。

最近チェックした本