蕾 意味作品一覧

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  • 黒薔薇はすべてを求め翳り咲く
    4.4
    血の繋がりはないけれど兄妹として育ったパヴェア伯爵家のイネスとラファエル。 強い信頼関係のもと婚約をした二人だったが、イネスは〝兄〟が〝夫〟となる本当の意味をまだ知らない。「私たちの場合、結婚しても何も変わらないのよ」 相変わらず〝兄〟を慕うイネスがそう言う一方で、ラファエルは執着的な愛と欲望をずっと胸に秘めていた。 「薔薇の蕾だって固いままでは咲かない」──兄の顔を上手に使った策略でイネスの体をほぐし悦びを植えつけて……。パヴェア伯爵夫婦の愛と家族愛を描いた『白薔薇は枯れてもなお芳しく』より、成長した子供たちのスピンオフ!
  • サクラは何色ですか? 西田幾多郎の思想 [電子改訂版]
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    日本が生んだ世界的哲学者・西田幾多郎の「絶対無」の思想をサクラの花見ることを通して分かりやすく解説。 日本が生んだ世界的哲学者・西田幾多郎の「絶対無」の思想をサクラの花見ることを通して分かりやすく解説。古今東西の哲人援用しながら、西田哲学の「解釈」では無く、西田の生きた思想を伝えようとした。また西田の「身体論」を初めて解読した。古人が見たサクラは今我々が見るサクラと同じものではないが、同じサクラである。サクラの蕾をどんなに買いたいしてもサクラの花は出てこない。何故、同じように春にサクラが咲くのか。西田哲学の現代的意味も探る。 【目次】 第Ⅰ部 サクラ考    はじめに  一、花はあるか  二、いのちの形  三、場所とはたらき  四、有と無と成  五、現れと目撃  六、思念と情緒  七、ともに見る  八、彼方を見る  九、思想の運命  十、彼岸と此岸    むすび 第Ⅱ部 ロゴスと身体——西田幾多郎の身体論    はじめに    読者のための概要  一、身体としての自己  二、ロゴス的身体  三、直観する身体  四、時空間としての身体 あとがき 【著者】 大澤正人 1946(昭和21)年東京生まれ。東京外語大学及び早稲田大学在学中、学生運動にかかわる。「東外大マルクス主義研究会」をつくり、マルクス、ヘーゲル、西田幾多郎をテーマとする。著書『西田幾多郎』(フォービギナーズ 現代書館)他。私塾経営。
  • 葬儀会社が農業を始めたら、サステナブルな 新しいビジネスモデルができた
    5.0
    市場が縮小する業界で生き残る! 外注業務の内製化を突き進めてたどり着いた異業種参入 経営危機から8つの事業を展開、 資産総額27億円まで成長できた戦略とは―― -------------------------------------------------------- 日本の人口が減少するのに伴って、 市場規模が縮小し厳しい状況に立たされている業界は多くあります。 著者が身をおく葬儀業界もその一つです。 人口減少は死亡する人が減ることを意味し、葬儀の減少に直結します。 著者は祖母が始めた葬儀会社を1998年に引き継ぎましたが、 死亡者数減少によるマーケットの縮小が目に見えているのに加え、 葬儀の規模も縮小傾向にあり、葬儀単価は右肩下がりで 事業の先行きに強い危機感を抱いていました。 しかし、その25年後の2023年現在、著者の会社は葬儀業を含めて 8つの事業を展開し、資産総額は27億円、年間売上高は14.5億円、 ROE(自己資本利益率)は10%、自己資本比率は40%を超えています。 このなかで、葬儀業と並ぶ柱になっているのが農業です。 葬儀会社が農業をやっているというと多くの人はまったく関連のない 異業種に参入したと思うかもしれませんが、そうではありません。 著者は業界が縮小するなかで売上を伸ばすのではなく、 利益率を改善させる方向に舵を切りました。 その際に取り組んだのが外注業務の内製化です。 もちろん内製化には固定費もかかりますが、固定費が負担にならないよう 本業とのコストシナジーを考え、他の事業でもリソースを活用できるよう シミュレーションを繰り返しました。 そして内製化によって利益率の改善が実現できたことで、 結果的に農業をはじめとする複数の異業種参入につながったのです。 葬儀業界の外注業務は多岐にわたります。葬儀で使う生花の仕入れ、 葬儀や法事の仕出しの製造などがありますが、著者はそれらを次々と内製化していきます。 たとえば生花であれば蕾のうちは一般用に販売し、 その後開花した花は葬儀用に使用することで無駄をとことん省いたのです。 さらに葬儀の返礼品として使える商品開発にも乗り出し、着目したのが米でした。 米であれば返礼品としてだけでなく、仕出しにも活用できます。 そこで北海道に農業生産法人を設立し農業に参入しました。 7haからスタートした田畑の面積は、今では52haにまで拡大し、 葬儀業との両立で経営は安定しています。 こうした経験から、既存事業の外注業務に目をつけて取り込みながら 新たな分野に参入すれば、中小企業にとっても大きなビジネスチャンスがあると著者は主張します。 本書では著者がどのようにして異業種に参入して成功したのか、 その視点や発想、取り組みを紹介します。 経営者にとって新たなビジネスモデルを創出し、未来を切り拓くためのヒントがつまった一冊です。

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  • 花蜜ロマンス~不機嫌な貴公子に愛されて~
    2.3
    「“花を売る”とはどういうことか教えてやろう」無垢な蕾は淫らに開かされて… 「ここはどんな花びらよりも甘くて美しいな」。育ての親から命じられ、<花を売る>ために夜の街へと放り出されたエフラシア。その言葉の意味を知らぬまま、健気に道行く人に声をかけ続け襲われそうになったところを、通りすがりの伯爵・テオドールに助けられる。育ての家にも居場所がなくなったエフラシアは彼の屋敷に身を寄せることに。そこで昼は淑女修行に励み、夜はテオドールの甘い教育を施される。熱くささやかれ、夜ごと淫らに翻弄される…。花の香りのように身も心も包みこまれ、その悦びに抗えない。テオドールには婚約者がいるのに……。

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